神楽「ん〜と、あーこれなんつったかなぁ〜」
榊 「どうしたんだ神楽? …クロスワード?」
神楽「うーん、榊ーこれ判るか?」
榊 「ふむ… 男性器の各部名称、か…………………………………」
神楽「榊? なに固まってんだ?」
榊 「………いや、何でもない。いや何でもなくないが何だこれ何?」
神楽「混乱してるじゃねーか。ってこれじゃなぁ」
智 「あぁ、それ私があげたんだよ榊ちゃん。にゃもちゃんの家に遊びに
行った時にパクってきたんだよー」
榊 「パクっ……よりによってこんな……」
神楽「私も最初は小っ恥ずかしかったんだけどさー、何か気になって」
榊 「だからって、こんな物を学校に持ってきちゃいけない…」
ちよ「皆さんどうしたんですか?」
榊 「ちよちゃん…!? いや何でもないこれはちよちゃんがみてはいけn
智 「ねぇ、ちよちゃんこれの名前わかる?」
ちよ「はい?
…あぁ、これは『会陰』ですね。俗に蟻の門渡りとも呼ばれてます。
普通は女の子のアナルから膣の間の皮膚が盛り上がってる箇所のことを言うん
ですけど、男の子でも同じ呼び方をしてますね。
これって、見た感じが鬼無里の蟻の門渡りに似てるからそう呼ばれてるんじゃ
ないでしょうか?
そういえば、昔話じゃ神様が女の子のアソコを縫い付けて、男の子を作った
時の名残が、蟻の門渡りって言われてたりしますね。
聖書じゃアダムの方が先でしたっけ、榊さん?」
榊 「…え? うん、確かアバラ骨とか使ってイヴを作ったとか何とか……」
神楽「おぉ! やるな、榊!」
榊 「褒められても、あまり…嬉しくない…」
ゆかり「ほーら! 何だかんだ言って何となくナニに興味のあるお年頃共ー!」
榊 「いや、私は違…」
ゆかり「そんな猥談したけりゃにゃもにでも聞きなさい。それより授業始めるわよー!」
にゃも「私に振るんじゃないわよ」
ゆかり「うおぅ! 何で居るのよ?」
にゃも「…隣り、誰が担任だと思ってるの? それより猥談の後始末押し付けないように」
ゆかり「にゃにおう、若かりし時はその腹筋と背筋で数多の男共を搾り取ったスイマーならぬバキューマーの
お言葉とは思えませんなぁ!」
にゃも「………(黒板に『自習』と書き出す)
さぁ、予習と復習を開始しましょう。後悔と覚悟は良いかしらね、ゆかり?」
ゆかり「いや! ちょっと待てぇ!」
にゃも「懐かしいわねぇ〜、『門渡りの上手い感じさせ方教えて』って言われた時を思い出すわぁ♪」
ゆかり「やめて! 次の日立てなかったんだから! やめっいやあんた達助けなさい!」
神楽「先生、一体ナニを…」
にゃも「ん? ただのおしおk…じゃなかった、SMよ」
大阪「言い直した方が酷いやん…」
にゃも「さてゆかり、貴女に足りないもの、それは情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ。
そしてなによりも、シマリが足りないわ」
ゆかり「いやぁああぁあぁあぁぁ…………(フェードアウト)」
榊 「………」
大阪「榊ちゃん? 顔色わるいで〜?」
神楽「大丈夫か、榊?」
どうやら、今までの猥談もどきのクロスワードに当てられたらしい。
自分では判らないが、思った以上に精神的にキテいるようだ。
智 「んー、榊ちゃんには刺激が強かったかなぁ?」
よみ「誰のせいだ誰の。とにかく無理しないで保健室で寝たほうが良いんじゃないか?」
その責任の一端は水原にもあるのだが…、言っても詮無い事だ。
ここは素直に保健室に行くとしよう。
ちよ「大丈夫ですか?」
榊 「うん…少し寝れば大丈夫だと思う」
大阪「ほんなら私が付き添ったる〜。大船に乗ったつもりでまかしとき〜」
…何故だろう。ただ保健室に行くのに、こんな不安を感じるのは。
大阪「さぁ着いたで榊ちゃん」
榊 「うん、ありがとう…」
そして春日の手を借りてベッドに横になる。
そのまま呼吸が楽になるように、なのだろう。制服のリボン、というかタイといか、胸元の
紐を外して私の左手をベッドのパイプに縛り付けた。
そして自分の分を使って右手も同じように縛
榊 「いや、ちょっと待て」
大阪「あ〜、榊ちゃんが声出すからちょうちょむすびが固結びになってもうた〜。失敗や〜」
榊 「ご、ごめん」
いや、そうではなくて
榊 「何故こんなことを?」
大阪「ん〜とな〜? 榊ちゃん、さっき『尿道オナニー』の話あったやろ〜?」
そう、あれは凄かった。
思わず想像してしまい「自分のおくそこに感じた熱に当てられ〜、身体がうずきだしたんや〜」…待て。
榊 「…そんな事は思っていない」
大阪「え〜?」
え〜?じゃない。
大阪「という訳でやな? やってみたいと思う〜」
榊 「…いや、自分でやってくれないか?」
大阪「ほんなら二人で〜」
…マジか。
大阪「そ〜れごかいちょーや〜」
榊 「やめ、きゃ!」
大阪「お〜、流石ねこ好きやなぁ、ねここねこ〜」
そう、余りの可愛さに買ってしまったねここねこ柄の下着。
…正直、子供用ばかりだったので私の体型では微妙に小さいのがネックだ。
健康面で考えれば血行を阻害するので、本当ならば穿いてはいけない。
しかし、それでも穿かねばいけない時がある。そう、そして落ち着け。今は他に考えることがあるはずだ。
大阪「榊ちゃんむっちむちやね〜、えろえろや〜」
榊 「…年頃の女の子がえろえろとか言ってはいけない」
しかし、この理論でいけばみなも先生は年頃を通り過ぎている…?
…いや、この場合はしかたがない。きっとそういう事なんだろう。
だって下着が脱がされているから。いやだから私も落ち着かないと
大阪「豆知識〜。榊ちゃんはお豆なめられたら何て鳴くのん?」
榊 「いやそれ豆についての質も、ひゃん!あん!」
大阪「『ひゃん』と『あん』のどっちやろ〜?」
榊 「んっ、んあぁあ!」
そのまま春日にクリトリスを嬲られていると、彼女がお尻をこちらに向けて跨ってきた。
シックスナインという体勢だ。
大阪「榊ちゃんだけやの〜て、私のもやらんと〜」
既にクロスアウ(脱衣)された小ぶりのお尻の中心で、自分で弄っていたのだろう
蜜でテラテラと濡れる花弁が咲き誇っていた。
…うん、言い方を変えても現実逃避、失敗。
大阪「榊ちゃんも、豆知識身に付けんとあかんで?」
榊 「まめ、ちしき…」
目の前に、真っ赤に充血した春日のクリトリスがあった。
クリトリス… 陰核とも呼ばれ男性で言えば陰茎にあたる。さっきのクロスワードに
書いてあった。
…こんな知識、いらない。
??『赤いものをぉ〜 食べるんだぁ〜』
あ、貴方は?
父 『どうも、ちよの父です』
いえ、知ってます。
…どうしても食べなければいけないんですか?
できれば助けてくれませんか。マッハ100で。
父 『話の流れとかはどうでも良い。 赤いものを、食べるんだ〜』
なんとかなりませんか?
父 『俺に言われてもなぁ〜〜………』
…判ってた。
判ってたはずだ、このオチは。
大阪「榊ちゃ〜ん?」
榊 「いや、何でもない。そうだな、好き嫌いはいけないな。
赤いものを、食べる。そう、食べるんだ…」
そして、私は春日の赤豆をそっと口に含み…
…その後、混乱の極みから思わずパックンチョしてしまった私は
大阪『わが耳掻きに貫けぬ尿道なし〜やで〜』
榊 『鉄壁!』
大阪『なんの熱血必中やで〜』
キャラ性能的にリアル系の私が閃き忘れた時点でなす術など無く、限界まで開発された。
…そしてボーナスは射程距離+1
あまり嬉しくない。
その後も、
大阪『榊ちゃ〜ん、今日はえいきゅーきかんやで〜』
榊 『…何を呑ませる気だ?』
大阪『私も飲むから大丈夫や〜』
榊 『お家に帰らせて下さ、あっちょ待…』
食べるのはゆっくりなのに、呑むのは早いんだなとか、
神楽『私の右手が真っ赤に燃える! 潮を噴かせと轟き叫ぶ!』
榊 『女の子がそんな事を轟いて叫んじゃいけnあっ!ひぁぁぁああ!!』
何か人数が増えたりした。
…とにかく、何でこんな事になったんだろう。
私は普通に生活していたはずなのに…
父 『大阪のアソコを舐めたそうだね! ここから下をべろぉりとぉ!!』
貴様が原因か!?