505 名前:Euphoria ◆Y/DoYXGA12 [sage]:2007/01/23(火) 00:47:26 ID:CHN4WWaf
「神楽…」
そっと、手を肩に回す榊。
「えっ…おぃ…い…いきなり何だ?」
戸惑う神楽。
ここは下校途中の道、しかもいきなりそんな状況である。
戸惑うのも仕方が無い。
人通りがいつあるかも解らない。
「な、何だ?何かの冗談か?」
神楽は動揺を隠し切れない。
その神楽にいきなり榊が唇を押し付け強引なキスをする。
「ん!?むーっ!!」
少し引き剥がそうとするが、榊の力も強い。
神楽が力の強い方だと言っても、簡単に引き剥がせる物でもない。
舌が絡み、官能的とも言える1シーンがそこに展開されていた。
榊は神楽を更にグッと力を入れて、抱きしめる。
「んっ!?んうーーーーーー!!!!」
506 名前:Euphoria ◆Y/DoYXGA12 [sage]:2007/01/23(火) 00:48:51 ID:CHN4WWaf
「わあっ!!!」
神楽は咄嗟に飛び起きる。
心臓はフル回転したエンジンの様に動く。
(何て夢見るんだ…。私はそんな願望無ーぞ…!?)
そう思いつつも夢の1シーンを思い浮かべる。
動悸が止まらない。
(私はノーマル!ノーマルだ!!)
そう頭で思っても心臓は止まってくれない。
舌の感触が頭の中で反芻される。
夢の中で自分は半ば強引にキスされたが、心のどこかで認めているのを薄々感づいていた。
(大体…私何かに……あいつが振り向いてくれる訳が無いじゃんか…。)
時計は早朝の四時十七分を表示している。
布団を被り、横になる。…結局その日はよく眠れなかった。
結局朝が白み始めた頃、少しだけ寝る事が出来た。
朝、眠い中登校する。
(さて…どーしたもんかな…。)
自分の夢の中で起こった事と言えど、少し気まずい感じがする。
ましてや、ライバル視してた相手。
昨日の今日で心の整理がつかないと言った状況での登校であった。
「おはよーございます」
「! お、おはよう!」
一瞬ドッキリとしたが、それがちよちゃんの声だと解る。
「どーかしましたか?」
「ん、い、いやーまぁ、考え事してたからな。」
「そうですかー。何かあったら聞きますよー。」
少し考えつつ、話して良いかどうか考える。
「…ちよちゃんはさ…好きな人が出来たらどーすんだ?」
「好きな人…ですか?」
「だってさ、考えてもみろよ、もしかしたら相手が自分の事を嫌ってるかもしれないんだぜ?」
ちよちゃんはそれをジッと聞いている。
「そうすると、告白なんかしちゃったらもっと嫌われるかもしれないし、友達だったとしても、仲良く出来なくなっちゃうかもしれない…、とそんな事を考えた。」
少し押し黙って考えた後、ちよちゃんが口を開く。
「私は、まだ解らないんですけど……多分告白すると思います。」
「え…?だって、何ていうか…友好な関係が壊れるかもしれないんだぜ?」
「でも、もっと仲良くなれる可能性がありますよね?その気持ちが本当なら言った方が良いと思いますよ。」
少し神楽は考えた。
夢で見ただけで、自分の気持ちが本当かどうか気付いていない。
自分の気持ちは本当なのか?
「もしかして、好きな人がいるんですか?」
唐突な質問に、動悸がまた始まる。
「え、いやまあ友達に相談されててよ、まあそれで色々と考えてたんだ。」
「ははぁ。その友達の恋が実るといいですねー。みんな幸せが一番です!」
「そうだなー。」
珍しくちよちゃんと話しながら登校した。
「よっしゃー昼飯だー!!」
ともがいつも通り騒ぐ。
「うるさい、騒ぐな馬鹿。」
いつも通り、よみの突っ込みが入る。
「何だとー!?じゃあ購買まで競争で勝負だ!!」
「なんでだよ。」
いつも通りに全てが時間が進む。
朝、ちよちゃんに言われた事が頭に残る。
(自分の気持ちは本当なのか?)
そんな事を考えながら、食堂へ向かう。
いつもは榊に向かってあれこれ話すのだが、今日は色々考えてて結局話し掛けていないのに今気付いた。
どこか元気は無い物の、いつも通りのカツ丼セットを頼む。
考え事をしてるせいか、中々箸が進まない。
「あれー。めずらしいなぁ」
目の前には気づけば大阪がいた。
「いつもは、もっとはやく食べるのになぁ。」
そう言いながら、大阪は箸でちまちまと食べる。
「あ、いや考え事しててよ。」
「へー。神楽さんでも悩む事あるんやなあ。」
「……何かそれは聞き捨てならねーぞ……。」
「で、何でなやんどるん?」
「いや、友達が恋の相談してきてさー。」
まあ、大体『友達が〜』と言う奴は6割程の確率で自分の事であるのは承知の通りではあるが、
大阪はそれに気付かずうんうんと頷きつつ、箸を進めている。
恐らく、よみ辺りなら気付いただろうが。
「せやなあ…私なら…黙ってしまうかもなあ。」
「うーん…。」
「その人が幸せなのを見てれば幸せになれると思てるからなぁ…。」
その後は、何の無い話をして御飯を平らげた。
「…何でカツ丼はカツを卵でとじるんやろ?トンカツを卵でとじてたらおかしいんとちゃうかなあ?」
「さぁなぁ…てか話飛びすぎだ…。」
「カツ丼のカロリーが高くなってまうやんか…低カロリーで食べるには……揚げなければええんちゃう?」
「相変わらず意味不明な事を言うなよ…それだと…」
変な禅問答が始まってしまった。
結局、全部食べはしたが、いつもより15分も遅かった。
部活は土曜なので休みだったので良かったが、結局何も解決していない。
一日中悩みっぱなしである。
公園のベンチで座って色々と考え込む。
果たしてどうなのか。
(榊は私の事どう思ってるんだ?)
(そもそも、私は本当に榊に恋を…?)
(たかが夢を本気にするのか?)
(でも、榊の事を考えると心臓が…。)
心臓がフル回転を始める。
「でも…どうすりゃ良いんだ……。」
まるで泣きそうな顔をしながら俯く。
たった一回の夢でこんなに悩まなければならないのか?
何故、苦しまねばならないのだろうか?
(気の迷いを…本気に…?でも…でもよ…私は…榊が……。)
空を見上げる。気付けば曇り始めて、怪しい雲行きとなっていた。
「こ、こんな事してる場合じゃねえ!帰らねえと!!」
天気予報は雨だった。濡れる前に帰らないと風邪をひく。
その時、神楽は致命的な忘れ物に珍しく気付いた。
「やば、降り出す前に取りに戻らねえと!」
神楽は急いで学校へ行く羽目になったのだった。
だが、天候とは得てして無情である。
そう、容赦無く雨は降り出した。
それも、どしゃ降りで。
濡れながら神楽は学校へと走る。
悩んでいた思いも今は胸の奥底で大人しくしていた。
学校はほぼ全員が帰宅したのだろう。
誰もいない静かな空間が広がる。
鍵のいつもかかっていない窓から学校へと入り、教室へと上がる。
「えーと…どこだっけ…。」
自分の机の中を漁る。
誰もいない空間。実に静まり返っていて不気味だったが、この際気にしてる暇は無かった。
「あった!」
それは、宿題のプリント。
これをやらねば、留年に一歩近づいてしまう神楽にとっては必死であった。
「しっかし…びしょ濡れだなあ……。」
少し考慮して、他に余地が無い事を結論する。
「着るしかねえか…。」
それは、体操着であった。
不気味な教師、木村がいつも騒ぎ立てるブルマタイプの体操着である。
しかも、下着もびしょ濡れ。下着も外した上でこれを着なければならない。
「よっと…」
びしょ濡れの服を脱ぐと、一瞬ひんやりとした空気が肌を撫でる。
そして、体操服を着ると僅かながらの温もりが体を包む。
脱いだ制服と下着は廊下の洗面所で絞り、机の上に広げる。
椅子に座り、だらりと力を抜いて座る。
「あー…疲れた…。」
すると、ちょっとづつ眠気が襲ってくる。
「うー…眠…でも寝たら…寝た…ら……」
意思の抵抗は虚しく、神楽は睡魔の手に落ちたのだった。
いきなり神楽の肩が掴まれた。
目の前には榊が居た。
「さ、榊…か?」
すると今度は神楽の服を脱がしにかかる。
「えっ!?お、おい…な…何すんだよ!!」
だが、抵抗しない神楽。
「………」
「え?」
僅かに口を動かす榊。
だが、声は小さくて聞き取れなかった。
そこで目が覚める。
「夢…か……。」
ぼーっとしながら夢の余韻を楽しんでいた。
ふと、教室正面にある時計を見る。
時計は七時十七分を指している。
「やべ!」
寝ている場合では無かったのを思い出し、まだ乾き切らない制服を掻き集め簡単にたたみ、外に出ようとする。
だが、神楽はそこに一人の影が立っているのに気が付いた。
背は高く、恐らく同じクラスの男子でもそこまでの背はそうそういない。
その影は一歩一歩近づいてくる。
「あ……。」
心臓が高鳴る。
それは夢に見た偶像。
気になって今日一日を壊した人。
榊だった。
「さ…かき…。」
まるで待ち望んでいたかの様に榊を見る神楽。
何故榊がここに居るのか、もしかして自分はまだ夢を見ているのか…
そんな事を考えていると、榊はいきなり神楽に飛びかかり、唇を奪う。
「んう!?」
神楽の胸に手を当て、強く握る榊。
「痛!」
形が変わりながらも揉みしだかれる胸。
まるで感触を楽しむ様にずっと触り続ける。
「や…めてぇ…くれぇ……。」
息を途切れ途切れにしながらも、泣きながら訴える。
だが、榊は許さなかった。
「私の物なんだ…!」
静かだが、凄みのある迫力に榊は少し怯える。
だが、その怯えが榊の中にある炎に火をつける。
少し冷える神楽の体を抱きしめる様に圧し掛かり、首筋を丹念に愛撫する。
「や…やめ…あぅっ!」
首筋を舐められれ、神楽は少し体に火が入る。
「神楽…!」
神楽の言う事に聞く耳を持たず、本能でがっつく様に貪りつく榊。
そして、右手を神楽の胸に当て、再び揉みしだく。
「やぁあ…。何で…何で……」
神楽の目からぽろぽろと涙が零れ落ちた。
その涙を舌で舐め取る榊。
「……好き…だから…。」
驚いた様に榊を見る神楽。
(まさか…榊は私の事が…好き……だったのか…?)
「あ、私…あぅっ!!」
だが、それに続く言葉を告げさせぬ様に愛撫は続く。
「誰にも…渡さない…渡したくない…!」
静かだが凄みのある声で呟き続ける。
榊の右腕が、神楽の胸から腹部へと徐々に向かう。
その進行を止める術は神楽には無かった。
首筋にキスをされ、今はまた口内を舌で犯されている。
何度目のキスだろうか、初めてだったのに。
そんな事を思っていると、既に榊の右手は下腹部だった。
「んっ!むーっむーっ!!」
騒ぎたいが榊に口を塞がれ、それもままならない。
ブルマにジワリと右手の指が浸食する。
やっと口を離す榊。
「パンツ…はいて無いんだ……。」
「そ、それは…あっ…だめぇ……」
榊の右手が神楽の秘所へと近づいていく。
最早、弱弱しい声しか出せぬ神楽。
「や…め…あうっ!!!や…め……あっあああああああ!!!」
神楽の体がビクンと震え、荒く息をする。
「湿ってる…。」
くちゅっ…とブルマの中から音がする。
更にそこを指で丹念に弄る。
くちゅっ…くちゅっ…。
「やっああ…おね…が…うあっ!」
一度イっても榊は神楽を攻め立てる。
「これ…邪魔…。」
そう言うとブルマを足から引き抜き、一気に神楽の濡れた秘所があらわにされる。
「み…見る…なあっ…!」
足を閉じようとするが、既に体に力は入らず左右に開かれてしまう。
「もう…良いか…な…」
そう言うと、榊もスカートを脱ぎ、パンツを脱ぐ。
「え…あ……な……。」
それは普通、あってはならない物だった。
股間にそそり立つ物が見えた。
神楽も小さい時、父親の物を見た事があるが、あれより大きい様に見えた。
恍惚感が引いていくのが解る。
頭が突然ハッキリした。自分が何されるかを理解した。
「い…いやあああああああああああああああああ!!」
四つん這いになって、逃げる。
立とうとしても、足に力が入らない。
足が掴まれ、思い切り引っ張られた。
ズルズルズルと元の位置に戻される。
チラッと後ろを見れば、正気には見えない榊の目が見えた。
「やだ…こんなのやだあああああああ!」
泣きじゃくりながら、抵抗するが、全て無駄だった。
神楽のヴァギナに榊の『モノ』があてがわれる。
腰を横に振り、抵抗をする神楽。
だが、そんな行為は最早榊の劣情を掻き立てる行動でしかなかった。
「やだ、お願い…やだやだやだやだやだやだあああああ!!!」
我武者羅に喚き続ける神楽。
だが、その願いは聞き届けられる事は無かった。
ズッ…クチュ……
神楽の膣内に榊のモノが侵入する。
だが、それは榊に取って巨大すぎるモノだった。
「うっ…ぐううっ…やだぁ…やだぁ……やだぁぁぁ…。」
うわ言の様に懇願する神楽。
当然榊はその要望を聞く事は無かった。
「くっ…きつい……。」
神楽の膣は榊の陰茎をギュッと締め上げ、榊は快楽の階段を確実に登っていく。
ブツッ
「うぎいいいぃぃぃぃ…」
歯を食いしばって耐えようとした矢先、何かが切れた音がする。
神楽の神楽の股間から、血が滲み出すのが榊には解った。
「酷い……酷いよ…ひぐっ!何で……あうっ!」
泣きじゃくる神楽。
だが、榊が陰茎を一突きする毎に悲鳴と嬌声とも上がらぬ声が響く。
「ふっ…ああんくっあ…っ…!」
「大好きだ…渡さない…うっ…くぅっ…!!」
腰がだんだんと速くなってくる。
「くっあう…さかき…さかきぃっ……!」
神楽もだんだんと気分が良くなり、うわ言の様に榊の名を叫ぶ。
ズブ…クチュ…ズッ…
淫猥な音が教室に響く。
神聖とは言えないが、いつもは笑って歓談し、明るい教室でこんな行為をしてる背徳感が二人を押し包む。
それが更に性欲を加速させる。
「うっ…あっ……」
急に榊が腰のストロークを速める。
「あん…あっあっあっ…」
神楽はどうなるか、直感しながらも勝手に動きだした腰を止める事は出来ない。
「やだぁっ…ひやだっ…ひゃん!お願…いあっ!…お願い…ぃぃ…」
泣きながら、懇願をする。
だが、その嬌声と涙が榊の被虐心を更に加速させた。
2、3度榊が大きく腰をグラインドさせた。
榊がぶるっと小さく震え、腰を神楽に押し付ける。
瞬間、熱い物が自分の体内に入ってくるのが解った。
「あうっ…うっあっあっ…ひゃらぁ…こど…も…で…き…うぁっ…」
ゆっくりと榊が陰茎を引き抜く。
榊のヴァギナからはゆっくりと…だが、大量に精液が出てくる。
沈黙…雨の音が場を支配した。
神楽は事後の疲労感と絶望感に満たされ、体をぐったりと床に横たえる。
榊は興奮覚めやらぬ表情で未だに息が荒かった。
(こんなの…こんなの嫌だ…お願い…夢なんだろう…?)
恐怖感と不安に押し潰されながら、目の前が暗くなっていく…。
「私は…榊が好きだ…。」
頬を真っ赤に染め、告白。
少しの沈黙の後、榊は神楽を少し自分の体から離し、神楽の目をじっと見た。
神楽の瞳は潤んでいてまるで宝石の様に輝いている。
黒真珠よりもずっとずっと綺麗に見えた。
榊は少しの間、目をつぶるとその唇をそっと神楽の唇に重ね合わせる。
「んっ…ふぅ…」
漏れ出る息が混ざり、舌が絡み合う。
初めてのキス。
とても官能的で、初々しく、美しかった。
唇を離す。
口と口を銀の糸が結ぶ。
「これが…答え…?」
頬を朱に染めた顔で神楽が口を開く。
榊はただ、自分の首を縦に振る。
そして、もう一度キス。
さっきより深く…おぼれてしまいそうなキス。
そっと、神楽が榊の制服の中に手を入れる。
榊の肌、きめ細かで、ちょっと引っかくとすぐに傷がつきそうな程繊細な手触り。
「はっ…あ…あ…」
喘ぎながらもキスを続ける榊。
神楽は榊の肌を撫で回し、手で楽しんでいる。
榊の手がそっと神楽のブルマの中へ入る。
お尻を撫で回し、そっと指を小さい蕾の中に入れる。
「あうっ!やだぁ…そんな…くぅっ…所……。」
少し抵抗がある物の、ゆっくりと…確実に神楽の尻穴に指が入る。
慣れない感覚が神楽を襲う。
お返しとばかりに、腕を前の方へ回し榊の胸を揉みしだきはじめる。
「ふっ…ぅ…」
榊の胸はとても大きく神楽の掌からはみ出していた。
「凄…い大きい……」
長いキスを終え、尚も行為を続ける。
最早二人は止まらなかった。
止める事など誰が出来様か。
体格差から徐々に神楽が覆い被さってくる。
愛撫も神楽が徐々にリードし始める。
神楽はもう、榊の体に夢中だった。
榊が触ったらその部位に走る様な快感が走る。
(もう…私は…榊しか愛せない…。)
既に神楽のヴァギナは愛液でドロドロになっていた。
「ふぁう…榊…お願いだ……。」
「何…?」
「私を…榊だけの…ひゃん!物にして…何したって…良いふぅっ!…何で…もするからぁ!!お願い…。だから…私…を…愛して……。」
瞳を潤ませ、扇情的に誘ってくるその姿。
榊の心も完全に神楽の虜になっていた。
神楽以外の誰が愛せるだろう?
とても愛しく、愛し尽くせねばならないと榊は思った。
こんな感情を抱くのは初めてだった。
強く、神楽を抱きしめる。
そして、右手をブルマの中にいれ、神楽のクリトリスを指で弄る。
「ひゃう!!」
嬌声と共に体がびくっと跳ね上がる。
程よく引き締まった肉感的なボディが震え、身悶えすればするほど美しさを増す。
そして、ゆっくりとヴァギナに指を入れる…。
「あぁん…榊ぃ…榊…ぃ…」
愛する人の名前を何度も呼ぶ。
榊の指は神楽の中でうねり、Gスポットを刺激する。
体の反応で神楽の気持ち良い所が段々と解ってくる。
段々と上り詰めて行く神楽。
その時、榊の手が止まる。
「何…で…榊ぃ……?」
そっと、惜しそうに神楽から手を離すとスカートを外し、パンツを脱ぎだす。
榊の股間も既に濡れぼそって、パンツからは糸を引いていた。
「神楽……私も…気持ちよくなりたい……。お願いだ……私を愛してくれ…私を神楽だけの物にして……。」
すると、足をおずおずと開き、神楽を挑発する。
その姿に神楽はまるで、芸術に感動した人の様に榊にしばし見惚れる。
そして、ゆっくりと榊の制服をたくし上げ、胸にしゃぶりついた。
榊の胸は気持ちよく神楽を迎えた。
まるで甘露とでも言うように榊の胸を舐め上げ、しゃぶり、揉みしだく。
「神楽…そこ…気持ちい…い…」
榊の息が徐々に荒くなってくる。
股間へ手が伸びる。
「くぅっ…ふうっ…」
快楽を与えて貰おうと神楽は必死で榊を愛撫する。
榊にして貰ったように必死で愛撫する。
指で撫でるたび、下で舐るたびに榊がいつもの冷静な表情を崩し、快楽に喘ぐ。
その表情を見ているだけでも神楽の体に快楽がほとばしる。
神楽のヴァギナからは愛液が止まる事無く流れ出て止まりそうも無い。
気がつけば床には愛液の水溜りが出来ていた。
執拗かつ必死な愛撫に榊が上り詰めていく。
ヴァギナの中の指が動く度に一歩一歩絶頂へと向かっていく。
「くぅ…ふぁっ!!くっ…はぁうっ!!」
少し体を震わせると、勢い良く愛液が榊のヴァギナから噴出し、神楽の顔にかかる。
「ひゃん!」
勢い良くかかる愛液に少し驚きながらも自分の指で榊が達してくれた事に喜びを隠せない。
力の抜けた体を榊は無理矢理動かす。
期待をしながら、神楽は榊になすがままにされる。
また触れられるだけで快感が走った。
「じゃあ…次は神楽の番だ…」
倒れ込むように神楽に被さる。
指をヴァギナに入れ、激しく動かす
舌で耳を舐める。
「やっ!ひぁん…!」
激しく体を身悶えさせる。
「神楽のここ……凄い…」
榊の手は神楽の愛液で酷く濡れていた。
「ほら……。」
右手を神楽の目の前に持ってきて見せる。
テラテラと光る榊の指。
榊は左手で愛撫を続ける。
神楽は榊の指を軽く銜える様にして舐める。
「ちゅぴ……ちゃぷ…私の…じゅるっ…が…こんなに…ちゅる…ちゅぷ…」
自分が榊の指を汚した事に喜びを感じながら舐める。
「神楽……カワイイ…」
榊が左手で愛撫を重ねながらもポーッとした瞳で神楽が必死に自分の右手を舐める姿を眺めている。
神楽は自分がしている事とされている事の両方で快楽を得、徐々に頭が白くなっていく。
(凄い……何だろう…これ…。)
榊の首に手を回し、神楽は全てを榊に委ね本能のまま動き…
そして、達した。
「うああああ!!ふぅっ……ひぃぅ…!!ふあああああああぁ!!」
頭が真っ白になって、神楽はその場に体を横たえた。
幸福感と快楽で満たされた神楽は体を榊に委ねたまま気を失った。
「んっふぅ……神楽…?」
榊がゆっくりと体を起こした。
顔を真っ赤のまま顔を少し背ける神楽。
「な……何で裸何だよ!?」
普段通りのポーカーフェイスで榊は口を開く。
「あの後…神楽が倒れて熱が出始めて……。家に運んだけど……家に誰もいなくて…」
(??)
「それで…勝手に色々いじれないから……体だけ温めようと……」
周りを良く見る。
ここは自分の部屋では無かった。
所々にぬいぐるみが点在している。
何故時計を見た時気付かなかったのか?
「………」
自分の間抜け加減に呆れたのか、それとも榊がした事への照れか、神楽は全く言葉を発しない。
意識が無い間とは言え、自分の体と榊の体が密着してた事に興奮を隠し切れない。
それに気付いたのか、榊が太ももを撫でながら股間の方へと手を伸ばす。
「ひゃ!!榊…ま…待っ…!」
「……待たない…もっと…神楽を私の物に…したい…。神楽は……私とするのが……嫌いか?」
余りに卑怯で嬉しい問いかけ。
「……ずるいぞ…榊……。断れないじゃないか……。」
そして、また始まる快楽の世界。
また真っ白になった時、どうなるのか神楽は待ち遠しかった。
どうなっても、榊は自分を愛してくれている。
これだけが解れば十分だった。
神楽は榊とキスをする。
それは幸福感に溺れる様な快感で二度と忘れられない程
甘くて、痺れる味がした。
[Euphoria] End…?