737 名無しさん@ピンキー sage 2010/05/30(日) 21:21:25 ID:ueJaxb+H
保健室にて

神楽の体操服は首あたりまで捲り上げられ、ブルマや下着は右足にかろうじて引っ掛けられている。
木村はうつ伏せになっている神楽に覆いかぶさり、右手で神楽の頭の上に置かれた両手を交差させて
捕らえ、左手でその体からはみ出さんばかりの巨乳をぐにゃりと掴んでいる。
結合された下半身からは木村が腰を動かす度に多量の愛液が流れ落ちていった。

「う…射精るっ」
木村はさらに深く腰を突き入れると、神楽の奥に熱い精を放った。
「あ…熱いの…膣内に出てるぅ…」


放課後の誰もいない保健室で木村に犯されるように初めての経験をした。
しかし神楽の胸の内は、興奮と快感からくる胸の高鳴りが抑えられなかった。


767 名無しさん@ピンキー sage 2010/06/08(火) 00:09:06 ID:IfBfTjl2
>>737 続き

「……はあっ、はあっ」

神楽は保健室での木村との情事を回想し、自宅のベッドで自慰を試みていた。

(まさかあんなに…)

自身の胸が、人並みよりは確かに豊満な、とした自覚はあった。
それだけに、木村の容赦無い鷲掴みにあそこまで敏感になった自分に、
神楽は戸惑いと恐怖の様なモノを覚えた。
それと同時に、自身の「女」を強く意識した。
(…ん、濡れて…きた)

神楽は片方の乳房を片手で揉みしだき、もう片方の手で、
股間の秘所を弄っていた。

770 名無しさん@ピンキー sage 2010/06/08(火) 23:56:31 ID:IfBfTjl2
>>767から

(ここに、アレが入って…)
神楽は、指で花弁を押して滴ってきたソレを、さらに強く刺激する。
「んっ、く…」
高鳴る鼓動。
蘇る記憶。
あの時―
木村は、確かに私のココを貫き、中に愛液を流し込んだ。
(あの瞬間は、まだまだこんなもんじゃ無かったよな…)

けれど、一度その刺激を覚えた身体は、神楽自身の身体が
その快楽を再び欲する為になのか、そんな児戯な自慰行為にさえ、
性的な昂りを感じはじめ、登りつめだしていた。
(や……くる、何何何…この疼き、なにかッ!くッ―)
「―っあ"ッ!」
ドクドク脈打ち、押し寄せる快感の波の前に、神楽は
あっさり屈し、白く濁った液を、ドロリと雌穴から垂れ流した。
830 名無しさん@ピンキー sage 2010/06/24(木) 02:20:52 ID:ndlFYons
>>809から
 放課後―
 みんなは教室なり、校庭なりから出払い、帰宅路につく。
 教室には今、神楽だけが残っていた。
 別に深い意味など無く、ただなんとなく、帰宅するのも億劫に感じて―
 (もしかしたら…)
 私は(何か)期待してる?
 神楽は、昼間の授業中の「言葉責め」を思いだして、僅かに赤面する。
 今の自分は、木村の事を正直、どう思っている?
 (…ルックスとか声とかだけで評価したら、間違っても合格点じゃないよなぁ)
 「神楽くん」
 「はい」
 ……―ん?
 神楽のすぐ背後に、木村は気配も無く立っていた。
 「せ、せせ先生?!…」
実際にかいてこそないが、明らかに今、自分は漫画的表現でなら、
「冷や汗でダラダラ」な顔をしている事だろう。
 (それを相手に気取られなきゃいいんだが…)
 「どうしたんだね?冷や汗が顔からダラダラ垂れてそうな顔をして?」
 「何でわかるッ!?」
 「女子高生とか好きだから」
 (…もしかしたら、意外と「女の敵」なのだろうか、木村って…モテる、てガラじゃないハズだよなぁ…) ああ―
 でも。
 そんな木村に、自分が今一番、惹かれている。
 接吻されていた事を、後から気付いて―


831 名無しさん@ピンキー sage 2010/06/24(木) 02:25:21 ID:ndlFYons
>>830続き
教室は流石にマズい、とした理性は、消費税よりは稀代の変態教師にもあったらしい。
 場所を変えよう、とした話の流れで、私達は例の、「アノ場所」へとやって来た。
 ―保健室。
 私と木村が、先生と生徒から、男と女になった場所。
 神楽は、もう自分の気持ちを誤魔化さなかった。
 自分から木村にしがみつく。
 「先生ッ……私」
 「ああ、もっと気楽に」
 (この気持ちの高鳴りを、昂りを!―何処から来てるのかを…確かめたい!)
 既に互いの舌は絡み合い、唾液も交わり、相手の味さえ吟味できる程で、
お互いの身体を密着させた二人は、もはや衣服を要とせず、
乱雑にベッド上で縺れ合う内、簡単に脱げる物は勝手に脱げていった。
 「もう下着だけだ」
 「…私が自分で脱ぐ?それとも…脱がせたい?」
 「どちらも捨てがたい」
 「え?それって…」
 割と恥ずかしがりながらも、神楽の覚悟を決めた、勇気をもって誘ったセリフのつもりだったが、
木村の変態要求は、それを上回った。

832 名無しさん@ピンキー sage 2010/06/24(木) 02:31:02 ID:ndlFYons
>>831続き

 「上はホックがあるだろう?しかし―」
 「ひッ!」
 木村は神楽の股間、パンツの上から直に手を入れ、秘所を指でモゾモゾとまさぐる。
 「下は、よっぽど特殊なパンツじゃない限り、ゴムだけの代物、つまり―」
 下は脚を動かして自分で脱がせ、ホックのある上は木村自身が脱がせる、と言うモノだった。
 神楽は首を振り嫌がる。
 しかし結局、嫌がる素振りがパンツをずり下ろし、結果的に
神楽の身体の全て、丸見えになった。
 「さあ、また一つになろう」
 「ううっ…せ、先生ぇ…」 (こんな、こんなにも…何だが惨めで恥ずかしい事をされていると言うのに―)
 神楽は、真っ裸な身体をベッドに横たえて、木村の次の行為を待ち焦がれる、
自身の浅ましい性欲をもう隠せなかった。
 (もう焦らさないで…)
 (また、あの時みたいに―)
 M字に股を開かされて、アソコがよく見える格好にされて、
神楽はいよいよズップリと木村の「男」を受け入れる。
 「…ッ!んんッ、あッ!あッ!…あッあッあッ!」
 最初、リズムさえもままならない程頼りない交わりも、
次第に素早く力強いモノへとなり、神楽と木村は互いに果てるに至るまで、
股間から滴っている液体に目もくれず、ひたすら突く者と受け入れる者に徹していた。
 「中で……射精(だす)よ」
 「あッ!あッ!」
 神楽の耳にそれは最早、甘い囁きだった―

872 名無しさん@ピンキー sage 2010/07/08(木) 01:04:18 ID:qjUx3N5C
>>832から
 木村に中出しされた神楽は、自身の身体を、
自分の意思で動かせていない様な、そんな錯覚に陥っていた。
 (行動が…先読みされてる…)
 相性がいい、とでも言おうか、自分が身体を左によければ左に迫って来て、
右にかわそうとしてもしっかり、右に迫ってくる。
 そして―
 「あッ!あ!」
 何度も何度も、また注ぎ入れられる。猛る木村の棒が、
神楽を発狂させんとばかりに、ズッズッ、と浅く、時にズボッ!と力強く深く―
 「んはあぁあッ!」
 自分でも驚くくらいに、甘くはしたない声で鳴いていた。
 (また射精(だ)されてるよな、絶対コレ…)
 残る僅かな理性が事態を把握させるが、神楽には、もうこの交わりを回避するつもりは無かった。
 (もう疼きが止まらないよ…)
 やがて、木村はハチ切れんばかりの神楽の豊満な乳房を、両手でぐわし、
と抉りとらんばかりの勢いで掴み、
 「君の身体は、まだまだ私(男)を求めているみたいだね、神楽くん…」
「…そ、そんな、事」
ぐしゃぐしゃと激しく揉みしだかれて、乳首を吸われた。
 「はああぁあぅッ!」
 「勃起してる乳首が、何よりの証拠なんだよ」


873 名無しさん@ピンキー sage 2010/07/08(木) 01:12:43 ID:qjUx3N5C
>>872から
 神楽はもう木村の身体の一部だった。
 「男の人って一度イクと、中々回復しない、て誰かから聞いた気がした…」
 「私とて無敵の不沈艦じゃない」
 しかし、木村は尚も神楽と抱き合い、交わりを持続していた。
 (でも、だから今は…)
 逞しく、頼もしくも見えて。
 「神楽くんが私を元気しているんだよ、何度もこの身体で!」
 「あッ!あ!…ん、む!」
 木村の両手は神楽の乳房を握りしめ、口は舌を絡ませて塞ぎ、そして下半身は実直なまで、神楽を突き上げていた。
 (イイッ!凄くッ!)
 止まらない鼓動。
 全身を駆け巡る、電流に似た刺激、その快感。
 「あっあっあっ!」
 「う、む!か、神楽、くん!…私もそろそろ」
 神楽にも分かっていた。
 自身ももう、イク寸前―
 意識さえ怪しい。
 ただ、それでも一度弾ませたリズムは急に戻せず―
 「先生!私!い!…イクッ!イきそうッ!あ!……ああぁあぁああッ!!」
 「私も、だ!」
 木村が最後、トドメ、と言わんばかりに神楽の大事な穴の中に、
またドクドクと自分の種を注いだ。
 (…私、木村に愛されてるんだよね…)
 薄れゆく意識の中、神楽はそう思い、瞳を閉じた―

876 名無しさん@ピンキー sage 2010/07/08(木) 22:52:01 ID:qjUx3N5C
>>837から
 「マイワイフ」
 その木村の一言は。
 神楽の心の心臓を貫いた。
 木村との情事が一段落した神楽は、好奇心に任せて奥さんと自分、どっちが好き?
と軽い気持ちで木村に尋ねた。
 その返答が今の一言。
 僅かな躊躇もなく―
 「じゃ…じゃあ!私とはただの遊び?!」
 神楽は声を荒げ、怒鳴る勢いで木村に迫る。
 「し、静かに!」
 「コレが静かに落ち着いてられるか!」
 神楽はある種のパニック状態だった。
 単に肉欲の捌け口にされただけ。
そこに何も、何もない―! 「この…人でなし!」
 「そうだな」
 「?!―」
 あっさりと。
 木村は神楽の前で、それを認める。
 「ただ―」
 更に木村は語り始める。
 「好きなのはどちらか?を問われたから、今は我が妻だと言ったに過ぎない」 神楽は狼狽した。
 この木村と言う男が。
 自分の想像を遥かに凌ぐ、変態思想の持ち主だと理解して―
 「い、今は…って」
 「私も妻も永遠ではない。やがて年老いる。そしてそれでも尚、
その時、新しく別の若い男と女に、私達は惚れる可能性はある」
 「つまり…」
 「恋愛は常に自由だ」
 神楽は目眩すら感じた。
 (結婚、て何だっけ?)
878 名無しさん@ピンキー sage 2010/07/08(木) 22:56:53 ID:qjUx3N5C
>>876から
 木村の主張を要約すると―
 結婚した二人とはいえ、いつまでも二人お互い若くないし、ある一定のところまできたら、
誰彼と恋愛するのはお互いの自由であるべきで、
束縛する、させる考え方が狭量なのだ―と。
 「奥さんを…裏切るのもアリ、と言うつもりですか?」
 「妻にも私を裏切るチャンスがあっていい、とも言える」
 (そんなのって…)
 神楽は釈然としないモノを感じながらも、木村なりに
自分を手込めに、と言わんばかりに身体を求めてきた理由が、
少しだけ理解出来た気がした。
 しかし、だからこそ―
 「私は、先生が間違っていると思います」
 「…ほう?」
 「奥さんの為にも、私が先生を正してみせます」
 神楽は木村に、再度抱きつく。
 木村はこれから先、未来にいい人が現れる可能性を模索する為、
私を抱いたと言ったのだ。
 ならば。
 「さっきのどっちが好きか?の質問、私、と言わなかった事を、とことん後悔させてあげますよ」
 最も木村の望む理想の女になって、木村を逆に生涯自分の虜にしてやる。
 そう、今の奥さんより、木村に相応しい女になる事で―

 神楽の逆襲。

 木村は、なんとなく未来で、自分が神楽の尻にしかれている姿を垣間見た気がした。

    <完>

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