798 名無しさん@ピンキー sage 2011/07/21(木) 20:30:24.49 ID:sboz/wQg

 榊は少しばかり、いきなり二人っきりで会いたい、と電話をした場合のシミュレーションを想像し、
最悪、便所に乗り込んで来そうな悪寒を感じて、場所はこちら側から指定した方が懸命であろうと考えた。
 (…知り合いが滅多に来ず、かつ二人っきりになれる様な空間―)
 「あ!」
 それは瞬間の閃き。
 自宅―
 無論、両親と一緒に暮らしてはいるが、父母が四六時中いつも家にいる訳ではない。
 父は、昼は当然会社勤めで不在、母も買い出しに出掛ける瞬間がある―
 (あるいはホテル代を木村に立て替えてもらって、そこで…いや待て)
 それは、明らかな貸しを木村に作り、弱味を握られる事をも意味していた。
 (リスクが無いとは言えないが、無料で事に及べる空間は、案外この自宅は盲点かもしれない)
 父が帰宅前で、母が買い出しにでる瞬間。それはおそらく時間にして、約1時間あるか無いか―
 「…よし」
 榊は意を決して、職員室の番号へ電話をかけた。

 「はい、こちら〇〇校、職員室の黒―あ、榊?…え、木村先生?ええ、今いるわ。変わる?…はい」
 「もしもし、木村です」

799 名無しさん@ピンキー sage 2011/07/21(木) 20:32:11.74 ID:sboz/wQg

 午後4:55―
 榊は、今までの家族の生活行動スケジュールを綿密に思い描き、幾つかのパターンをシミュレートし、
一番無難に両親不在中でやり過ごせるであろう時間を、ここと定めた。
 (ここから約1時間くらいは―)
 ピンポーン
 (…よし!呼び鈴に母親の反応なし、と)
 木村には先の電話で、来訪した時、私の母か、万が一父に鉢合わせたら、適当に
古文の問題集のプリントや、学校行事案内の類いの印刷物を適当に手渡して、そのまま引き返す様に言ってあった。
 (そして私が後から顔出して、忘れ物を届けてもらった、的に場を納める手筈―)
 「やあ、君のお母さんはいないみたいだね」
 「…はい、予定なら後1時間は帰って来ないハズです」
 「ふむ、あんまり時間に余裕はない、と」
 「ええ―でも一旦私の部屋の中に入ってくれれば、多少は誤魔化せます…」
 (簡素ながら一応鍵も付いてるし、もし来られても、すぐに開けたりは出来ない…)
 「靴は持参して、最後は窓から出る、だったね?」
 「先生に悪いとは思うんですが…他にいい案が浮かばなくて」
 「残念賞ー!」
 「わ!ダメ!大きな声は!―」
 「おっと、しまった」

829 名無しさん@ピンキー sage 2011/07/27(水) 23:35:52.58 ID:ECVcKaDW

 榊の部屋―
 木村は、その部屋の有り様に我が目を疑った。
 「こ、これは…」
 「あ!」
 ねここねこをはじめとした、部屋に溢れる一連のぬいぐるみや、可愛い小物の数々―
 (し、しまった―!!ねここねこくらい片付けておくんだった!)
 「ふむ」
 「あ、あの……」
 榊は恐る恐る木村に近づき、 何とか弁解しなければ、と考えたが―
 「いや、安心した」
 「…え?」
 木村は至って真面目な顔で、榊の方に向き直り、続けた。
 「普段の君からは、あまりにもかけ離れたイメージの小物だが、正直、
歳相応の趣味をちゃんと持っていたんだなぁ、とね」
 赤面する榊。
 「大人だとしても、ぬいぐるみとかが好きな女は、別に異常じゃない」
 「でも…幻滅、しませんか?」
 「意外ではあっても、そんな事では呆れたりしません。ただ―」
 「ただ?」

 「君は今、もっと歳相応の事に悩み、私とその「実習」をする気になったんだよね?」
 木村が榊の側に寄り添い、その顎先をとり、徐に引き寄せた。
 「―はい」


830 名無しさん@ピンキー sage 2011/07/28(木) 00:02:52.04 ID:ECVcKaDW

 木村は榊と短いキスを交わし、次に榊が私服を脱ぐのを待つ。
 上着、靴下、ブラ―
 榊は手際よく、さりとて雑、と言う感じではなく、丁寧に衣服を脱いでいく。
 木村はその榊の動作にしばし見惚れていた。
 (やはり、いい…実に)
 時折、やや挑発的な目線で榊が木村を見る。
 その眼光には、一介の女子高生の域を遥かに凌ぐ、妖しさが宿っていた。
 「…先生、今、私すごく緊張して―」
 「素晴らしい…」
 「わ、私が…ですか?」
 上半身裸の榊が、戸惑いながら木村に訪ねる。
 (これだけの身体、風貌を兼ね備えて、しかもその魅力に本人が自覚なしときた―!)
 「榊くんが自身の素晴らしさに無自覚なのは、故にその魅力を引き立てているせいもあるのかも知れないな」
 「む、無自覚だから、私が素晴らしくなっている、と?」
 「…ああ、オゴる者ほど得てして醜くなりやすい」
 木村は榊のむき出しになった榊の両乳房を、少し荒々しく回し揉み、
乳首でその感度を確かめた。
 「だが!」
 そして榊をベッドに押し倒し、上から覆い被さる様にのし掛かり、
 「本当の一流は、やはり自身を御する事ができなければね…」
 榊の下の下着を脱がせた。

831 名無しさん@ピンキー sage 2011/07/28(木) 00:57:49.19 ID:240rbzB5

 かくして全裸となった榊は、自宅のベッドの上と言う、これ以上無い逃げ場のない場所で、
木村に性交を迫られた。
 「べ、別に、一流とか目指してるわけじゃ…」
 「しかし、興味をもってしまった」
 「うっ…」
 榊は反論できない。
 木村はここぞとばかりに、榊の身体をなめ回す。
 榊は全身を這う舌の感触に、悪寒を感じつつ、それと明らかに違う、期待にも似た感情をも高めていた。
 「さあ、今度は君の番だ」
 「え…」
 「さあ、少し身体を起こして―って、と」
 半身を起こした榊の目の前にそそり立つ、木村の息子塔。
 「これを、その乳房で挟んで、揉んでみなさい」
 「……こう?」
 木村はうおお!と、悲鳴とも歓声ともつかぬ声をあげる。
 「いいッ!実にいい!!」

 「わっ!…」
 そして、その塔の頂上から吹き出た白いモノが、榊の顔面に付着した。
 「おや、コレは失礼した…」
 しばし放心状態の榊だったが、やがて―
 「先生…それを、しゃ、しゃぶってもいいですか?」
 木村は、まだ反り返ったままの塔を、また榊の目の前、真っ正面にもって行った。
 「では、どうぞ」

832 名無しさん@ピンキー sage 2011/07/28(木) 01:19:24.65 ID:240rbzB5

 「なるだけ唾を出し、音を立ててやると、とても雰囲気がでる」
 じゅ…じゅるる…
 「む、ん―」
 榊が目を閉じ、一心不乱にフェラチオを始める。
 先端をナメる程度の時は首を軽く振り、飲み込むほど入れた時はしっかり首を固定し、重く動かし、
 その強弱で木村の塔を攻めた。
 (やっぱり…大きい…)
 口一杯に膨らむ塔は、もうはち切れんばかりの勢いだった。
 「う、うおおぉ!…う!」
 「ッ!!―ンごほッ、ごは!」
 不意に出た精液に、榊はムセた。
 「いや、すまんね」
 「…せ、先生…もう、私…」
 「うん、もうこれ以上予備運動はいらないでしょう」
 木村は榊の口で育った息子の塔を、榊の股間を押し開き、正面からそれを挿入した。
 事前の行為の賜物か、榊の股間には、決壊直前のダム湖の如く滴るものがあり、
挿入は極めて自然、この上なくスムーズに行われた。
 「あっ…ああぁぁあ…」
 「ふぅむ、なかなか適度でいいですよ、榊くん」
 そこから、リズミカルなピストンが始まり、二人の本格的な性交が始まっていった―

833 名無しさん@ピンキー sage 2011/07/28(木) 01:59:40.73 ID:240rbzB5

 榊は、最初こそ木村のペースに圧倒され、失神するくらいの勢いに翻弄されながら、
徐々に木村のペースに追い付く自分を見いだして来ていた。
 (あれ…なんだろう、まだ…)
 だが、決して余裕があるのでもない。
 「あ、あっ!はッ!」
 「榊、榊くんッ!君は!」
 ごりごり自身の子宮内に押し当てられた木村の息子は、榊を性の極地へと、あと一歩の所へ追い詰める。
 しかしその後一歩が、少しづつ遠ざかり、木村がその違和感に気づく。
 「君は―」
 「せ、先生…まだまだ、私、やれます…」
 (…どこまでいけるか、わからないけど…)
 「では私もとことん、付き合おう!」
 ベッドの上で寝技をかけあうが如く、二人はジタバタと動き、互いに昂る。
 木村はいつになく積極的な榊に戸惑いつつも、股間で繋がりを感じる間は、決して離れまいと
榊を強く抱き締める。
 「うあっ、あぁッッ!!」
 榊の全身に痙攣が走る。
 (あ、イっ…イクッ!これ、イッ―)
 木村の手が、榊の頭を優しく撫でる。
 そしてその流れる様な綺麗な黒髪が、榊の顔を覆い隠す。
 「後一歩、でした…」
 榊は木村の中出しを許し、ビクン!と身体を振るわせ、意識を無くした―

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