夕暮れの更衣室にて。

神楽は戦慄を覚えた。
(…前々から、タダ者じゃないとは解ってはいたが―)
「き、木村…先生…」
「はい」
「いや、返事より…何で女子更衣室に裸(パンツ以外)でいるんですか!?」
「神楽くんしかいない、と分かっていたからだ」
「そ、それはどういう―」
本能でその先を理解した神楽は、会話を強引に打ちきり逃げる事を選択した。
「残念賞ー!」
「っ?!」
しかし―
敵の位置取りを確認しなかった神楽の甘さが命取りとなり、木村が更衣室入口を封鎖する様に立っている事に
後から気がつき、
易々と木村に捕まる羽目となり、着替えも済んでなかった為、水着姿のまま、
思う存分木村に蹂躙される事になった。
「あっ!…や!」
「うむ、これはいい!」
(す、凄い力で―)
木村の手がぐにぐにと神楽の大きな乳房をかき乱す。それにより、神楽は全身の力が抜け、木村に支えられている様な錯覚に陥る。
「おや?息が荒いですよ」
「こ、こんなに揉まれたら…」
神楽の膝は笑っていた。
そこに間髪入れず木村の股間への追撃。
「ひあっ?!」
たまらず神楽は上ずった声をあげて反応した。


277 名無しさん@ピンキー sage 2012/03/04(日) 02:52:09.03 ID:NsFSriI1


そこからは木村の独壇場だった。
(くっ…くそ…)
股間までもいいように蹂躙され、神楽も何とか反撃や脱出を試みようと、
自ら体位をあれこれと工夫し、木村の魔の手から逃れようと抵抗していたが、全てが上手の木村の前で、悉く切り返されて
失敗に終わった。
「はあっ…っあ…やめ…ろ」
「悲鳴をあげてみるかね?」
(?!―)
神楽は瞬間その手があったか、と思ったが、すぐに思い止まった。
(この姿で…)
それで確かに木村を教職から失墜させる事は可能だろうが、今のこの恥態を周りに知られる事も込みとなるからだ。
「くっ!…」
「では、もっと激しく神楽くんを開発していこうか!」
「ばっ―?!」
木村は神楽を床に押し倒して、添い寝する様な格好に持ち込み、
そこから強引に、神楽にのしかかり迫った。
「っ…やめ、」
「さあ入れるよ」
水着を着たままの神楽の股間にも、木村のペニスは易々と侵入していく。
「あく!…うっ…ん」
「さあ、後は存分に擦ってあげよう!」
「んあぁっ!だ、ダメ!やめ、ろ…て」
今までの蓄積も相まって、感度が高まっていた神楽は、そこから始まったピストン運動にもはや抗えなくなっていた。
「あ…やああぁぁああっ!」
「う、うおおっ…」
そして―
神楽の股間には。
明らかに水泳での湿り気とは別の湿りが広がっていた。


      〈完〉

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