339 名前:[特別講習] ◆uS1Hx4I012 [sage]:2006/11/15(水) 03:01:37 ID:2oF06TFm
(1/7)

 その日、俺の目の前には、どんな大事故に遭ったのだろうといぶかしみたくなる程、ボロボロになったセフィーロがあった。

「……これはまた随分酷い。お怪我はなかったんですか?」
「信じられんかもしれんが、この車が死人や怪我人を出した事は一度も無い。うちのバカ娘がしばしば乗り回しているにも関わらずな」
「はあ」
「いい加減、見苦しくなってきたんでな。君にレストアをお願いしようと思ったわけだ。私もうちのバカ娘も、ボーナスが出たばかりだし」

 買い替えたほうが安くつかないか? と疑問を口にしたが、娘さんを懲らしめる意味合いもあって、敢えてレストアするのだという。代金の半分は娘さんに出させるのだそうだ。
 ともあれ、俺はレストアを引き受けた。
 谷崎さんとはしばらく前から付き合いがあったが、その娘さん−−ゆかり−−と付き合い出すきっかけになったのは、思い返してみるとどうもこのレストアの件のようだ。


340 名前:[特別講習] ◆uS1Hx4I012 [sage]:2006/11/15(水) 03:02:28 ID:2oF06TFm
(2/7)

 俺とゆかりとは、妙にウマが合い、今に至っている。
 俺の親友は「蓼食う虫も好き好き」などとほざいてくれるが。
 で、結婚を考え始めたある日、俺は自分の車に彼女を乗せ、人里離れたとある河川敷へと向かった。彼女に運転の練習をさせるためだ。
 今後、夫婦のよしみで車を貸す事もあるだろう。その時に我が愛車をボコボコにされては堪らない。


 俺はできるだけ親切に教えるよう、努めた。
 だが、彼女の運転はなかなか上手くならない。
 とりわけ、一度教えたはずの事を何度も訊いてくるのには閉口させられた。
 俺がいささかうんざりした口調で教えるのに対し、彼女は笑ってごまかす。
 ……ったく、ちゃんと覚える気があるのか、このアマ。

 俺は彼女のごまかし笑いを横目で見ていたが、その時、悪戯心からある事を思いつき、さっそく実行へ移した。

 俺はわざとむっつりした表情で自分のシートベルトを外す。その意図を量りかねて当惑している彼女に、俺はドスを効かせた声で、言った。


341 名前:[特別講習] ◆uS1Hx4I012 [sage]:2006/11/15(水) 03:03:40 ID:2oF06TFm
(3/7)

「どうやら、君には荒療治が必要らしいな」

「え……!」

 俺の突然の豹変を感じ、ゆかりは脅えた目でこちらを見つめる。
 彼女がその体をドアの方に寄せるよりも早く、俺は彼女に抱きついた。

「ちょ、ちょっと、やめてよ……」

 彼女はもがき、俺の腕から逃れようとする。だが、無駄な抵抗だ。弱点は知り尽くしている。
 俺は彼女の首筋を甘噛みした。

「あっ……」

 彼女は小さな喘ぎ声を上げる。彼女の体から力が抜けた。
 その隙を逃さず、俺はシートベルトをもぎ取り、彼女を抱き上げ、我が身を強引に運転席へ割り込ませた。
 結果、運転席に座った俺の膝の上に、彼女が俺に背中を向けて座る形になる。
 俺は自らの左腕をシートベルトのごとく彼女の体に巻きつけ、彼女の右乳房を鷲掴みにした。俺の右腕は彼女の秘部をまさぐる。

「あうぅ……」

 彼女がうめくのにも構わず、俺は彼女のパンティーをずり下ろした。かすかに湿っている。
 次いで、俺は彼女の体を少し浮かせ、自分のジーパンのボタンを外し、ジッパーを下ろした。
トランクスを下にずらすと、怒張した俺の陰茎が露わになる。
 俺はそれを、前戯もそこそこに、彼女の膣内へ突き入れた。


342 名前:[特別講習] ◆uS1Hx4I012 [sage]:2006/11/15(水) 03:04:54 ID:2oF06TFm
(4/7)

「あうっ!」

 充分に濡れさせなかったせいか、ゆかりは少しばかり痛がった。
 身をよじって再び逃れようとするが、逃がしはしない。
 俺は左手で再びシートベルトをつかみ、一体化したままの俺と彼女とをシートに縫いとめてしまった。

「ひどいよ……こんなの……」

 俺は彼女が半泣きでつぶやくのを耳にしつつ、シートをいくらか後方へ動かした。
そして彼女の両腕をつかみ、ハンドルへと導く。

「さ、練習を再開するぞ」
「ええっ……! こんな格好で……?!」
「周りに人はいない。見られやしないよ」

 そもそも、この河川敷は普段からほとんど人がいない。
 それにこの車は、前面・運転席・助手席以外の窓ガラスを、全てミラーシェイドにしてある。
 誰かが近づいてきたとしても、車体をほんの少し動かせば視線を遮る事はできるし、取り繕う時間は稼げるだろう。
 俺は一呼吸置いて、言葉を続けた。

「なかなか上達しないから、文字通り手取り足取り教えてやるよ」

 俺は彼女の耳にそっと息を吹きかけた。それで少し安心したのか、彼女はうなずいた。

「……うん」


343 名前:[特別講習] ◆uS1Hx4I012 [sage]:2006/11/15(水) 03:06:13 ID:2oF06TFm
(5/7)

「じゃあ、まず直すべきはクラッチの踏み方だな」

 俺はゆかりの手を取ってエンジンをかけさせる。……が、いきなりエンストしてしまった。

「はーい、クラッチペダルの上げ方が急過ぎー」
 俺は、おしおきとばかりに、彼女の右乳房をちょっと強めに掴みあげた。
「きゃうっ」
 彼女はかわいらしい悲鳴を上げる。
 俺は改めてエンジンをかけ直させ、彼女の左足に俺の左足を重ね、クラッチの踏み加減を教えてやる。車はそろそろと動き始めた。
「……こんな感じだ。覚えたか?」
「……うん」

 俺達の車は、長くて真っ直ぐな砂利道に入った。その途端、ゆかりはいきなりアクセルをいっぱいに踏み込もうとしたので、俺はアクセルペダルの下に右足を入れて、それを阻んだ。

「はーい、いきなりアクセル全開にしなーい」
 今度のおしおきでは、左乳房を鷲掴みにした上、人差し指と中指の間に乳首を挟んで、引っ張った。
「はぁうっ!」
 俺は右足を彼女の右足に重ねて踏み加減を教えつつ、言った。
「高速道路とかレーシングコースじゃないんだからさ、普通はエンジンの回転数が2000rpmぐらいになるようなアクセルの踏み方が無難だと思うぞ」
「……うん」

 その後、彼女がギアチェンジで失敗した時には耳たぶを甘噛みしたり、ブレーキの踏み方が急過ぎた時には陰核をつまみ上げたり、と要所要所でおしおきをしつつ、「特別講習」を続けた。


344 名前:[特別講習] ◆uS1Hx4I012 [sage]:2006/11/15(水) 03:07:47 ID:2oF06TFm
(6/7)

 ゆかりの運転がだいぶ落ち着いてきたので、俺は坂道発進の練習をさせる事にした。近くに見える、土手の上に上る坂まで車を走らせ、その中程で車を止めさせようとした。
 ……が、彼女はブレーキペダルを放す前にサイドブレーキをかけるのを忘れたため、車は坂道を後ろ向きに下りていってしまった。
 がくんがくんがくん。
 車が揺れるたびに、俺の陰茎が彼女の子宮口を突き上げる。
「あうあううっ!!」
 突き上げられるたびに、彼女は呻いた。……今のは丁度良いおしおきになったようだ。「だめだろー、サイドブレーキ忘れちゃ。後ろに車がいたら大事故だぞ」
「……ごめんなさい」

 俺は彼女に、車をさっきの位置に戻させた。俺は例によって彼女の手に自らの手を重ね、彼女の足に自らの足を添えた。
「いいか、坂道発進ってのはこうやるんだ。体で覚えるんだぞ」
 俺は彼女の体を通して、アクセルを踏みつつクラッチをつなぎ、サイドブレーキを解除した。車は、危なげ無く、土手の上まで上がりきった。
 俺はそこで車を止める。

「どうだ? いつも俺が後ろにいる、と思えば、少しは落ち着いて運転できるだろ?」
「……うん」
「要するにさ、君は運転する時の落ち着きが足りないんだよ。それさえ直れば、他人を乗せても大丈夫さ」
「うん」
「分かってくれたようだね。じゃあ、ご褒美だ」

 俺はそのままの体勢で車を河川敷の橋の下まで走らせ、人目が無い事を再度確かめ……彼女を存分に犯しまくった。


345 名前:[特別講習] ◆uS1Hx4I012 [sage]:2006/11/15(水) 03:08:55 ID:2oF06TFm
(7/7)

 それからというもの、ゆかりが危なっかしい運転をする事はなくなった。……但し、膣内にバイブが入った状態ならば、だが。
 困った事にあの「特別講習」以来、俺に抱かれている状態に少しでも近い感覚を維持しないと、落ち着いて運転できないのだという。
 普通の女性ならバイブを入れた状態で運転する方が危険な気がするが、彼女の場合は
「普通の」状態で運転する方が却って危ないのだから、仕方が無い。
 かくて彼女は、運転する前にバイブを膣内に挿入し、愛液でシートを濡らすのを防ぐために生理用ナプキンとショーツを着用するのが、習慣となってしまった。
 ……なんか間違っているような気がしないでもないが、その習慣のおかげで交通事故の確率は確実に下がっているのだから、まあ、良しとしよう。


[完]

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