199 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/11/11(水) 22:15:40 ID:/czajXMF

宙に投げ出された足先。ピンクのショーツが引っかかっている。
そこから目を中央に移して、私は感嘆の声を上げる。

「うわぁ……すごい格好だな、神楽」

神楽がベッドに仰向けで寝転がり、自分から性器を大きくさらけ出している。
両脚を持ち上げ、その間に両手を入れて。
割り広げられたそこが、私の方を向いている。

「お、お前がやれって言ったから、やってんだろっ!」
「そうだけど、想像以上にいやらしかったんで、つい」

半脱ぎの服から覗く白と褐色に色分けされた肌は、包装から解かれた
チョコレート菓子みたいで。
その中心にある濡れた秘唇は、瑞々しい果実のようだ。

「馬鹿言ってないで、やるなら早くしろよ……いつまでも見るな」
「神楽の身体だったら、いつまでも見てられるけど?」
「ばっ…!」

ボンと湯気を立てたように真っ赤になる神楽。

「あほか! 早くしろ!」

流石に怒ったが、照れながらでは迫力がない。むしろ可愛さが倍増する。
ニヤニヤ笑いを抑えられない口に、指を二本そろえて入れた。
唾液をまぶすと、神楽の股間に近づける。
先端をつん、と押し当てた。

「んくっ、ああっ」

そのまま奥へ、指に愛液をまとわせながら、突き進んでいく。
見た目の印象通り、中身も熟れた果実そのものだった。たっぷり潤んでいる。

「あっ、ふぁああっ」
「へぇ、入れたばっかりなのに、奥までしっかり濡れてんの。何を考えて
たら、そんなになるのかなぁ」
「あう、あああっ、と、智がっ」
「私が?」
「智がこんなことするから、智がっ、智に見られて、こんなことされて、
だからっ……!」
「私じゃなくてもいいでしょ?」
「智だけだよぉ……っ」

あ、ちょっとゾクッと来た。
濡れちゃったかも。

200 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/11/11(水) 22:19:12 ID:/czajXMF

「じゃあ、このいやらしい顔は私だけのものだね。舌を突きだして喘いで
いるのは誰にも見せないんだね」

神楽は答えず、真っ赤な顔で視線をそらす。
そんな仕草も可愛らしい。
だから、もっと虐めてしまう。
指の前後を速くする。

「ねえ、そうなんだよね。股おっぴろげた恥ずかしい格好で、指をこんなに
深くくわえ込むのは私の前だけなんだよね」
「あっ、あっ、ああっ」
「ねえ、どうなの?」

動きに合わせてあえぐ、断続的な嬌声の中から神楽は答えた。

「と、もが、ああっ、智が恋人、だからっ」

嬉しくなって、指を奥の奥まで侵攻させた。一際高い声が上がる。
さらに大きく広げられた両脚、それに伴い、すっかり充血した割れ目も大きく
開かれて、淫猥な汁を溢れさせていた。

「ふふっ、神楽のアソコ、中も入り口もひくひくしてる」

この体勢だと、指からの触覚だけじゃなく、視覚でも性器の様子が
ありありとわかる。
指を取り囲んだ厚ぼったい襞が、別々の生き物のように淫らに蠢いていた。

「んくぅうう! う、るせぇ……ひぁああああん!」
「神楽のここが動くと私も気持ちいいよ。柔らかく包まれる感じで……あ、
お尻の穴もひくひくしてる」
「ぁうううっ! も、お前、だま、れぇええ!」
「何で?」

愛液でふやけそうな指を抽送しながら尋ねる。私の声も熱くなっていた。

「そういうこと言うからっ、あっ、あああっ、私、じんじんしてっ、ふぁ、
せ、切なくなるぅ、あん、ひぁああゃぁうっ!」
「そっか、切なくさせちゃったか」

もう一方の手の位置を変え、身体を前に進めて固定する。

「じゃあ、思いっきり満足させてあげなくちゃね」
「ちがっ、馬鹿っ、そ、そういう意味じゃっ」

言葉の続きを待たず、激しく挿入する。指の根本が尻に叩きつけられる勢いで。
手首にひねりを加え、膣内全体を思いっきりかき混ぜてやった。

「ふひぁやあああああああぁあああぁぁあああああぁああああっ!」

神楽は全身で快楽の喜びを表現した。
宙に放り出された足先は泳ぐようにばたつき、目尻に涙を浮かべ、赤い舌を
突き出し、お尻は小刻みにバウンドした。

「派手にイッちゃったね」

からかう声にも応えず、神楽は絶息寸前の呼吸で喘いでいる。
そんなことで大丈夫かな。んふふっ。
まだまだ夜は長いしね。

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