220 名前:名無しさん@ピンキー :04/12/18 02:47:32 ID:L57q9cQN 高校2年の夏のちよちゃんの別荘にて。
「そんでもって〜おとこの×××は○○ってなってるそこがじゃくてんなのぉ〜
たいがいの男は、そこをお口やら手で………すれば……」
にゃもは智に持ち込まれた酒によりすっかり出来上がりザ 大人WORLDを作っていた。
唯一意味を理解出来ないちよちゃん、そして怪談時同様に途中で抜け出した榊以外は
みな赤面しながら興味深々に聞いている。
──明日からにゃもちゃんの事黒沢先生って呼ぼ…
──はぁ…しらんかったわ…今度ためさなあかん…
──……………………///
──??? ? 何言ってるんですか…?○○○とか××とか…
止む事なく飛び出す専門知識に、神楽のように一応聞いていないふりを
しているのはまだ純情な方だと言えるだろう…。
221 名前:名無しさん@ピンキー :04/12/18 02:50:48 ID:L57q9cQN
「ヒック…それなんてじょのくちよ。さらにねぇ〜〜すごいのになるとムググッ!?」
「はいはい、そこまでにしましょうねぇ〜」
いよいよ話がこれから凄い事になりそうな時なのに、にゃもの口は赤面した
ゆかりにより後から塞がれた。
「ええ〜〜ゆかりちゃんそれは無いっしょ〜!」
「ゆかりせんせ〜いい所なのに〜」
「……………………………///」
「誰か〜教えてくださいってば〜」
ゆかりの行為にそれぞれ違う反応をする。
智と大阪はそれぞれ抗議を送り、神楽は赤面しながらもどこか残念そうな顔をして、
ちよちゃんはやはり専門用語が理解できずに、通訳してくれる人物を求めていた。
「はいは〜い、子供にはまだ早い事よ。この酔っ払い体育教師は私が連れてくから、
あんた達はさっさと寝なさい」
「なによぉ…ヒック。 あたしはよっぱらってなんてぇ〜」
思いっっっきり酔っ払いの台詞をはくにゃも。
「ひらがなで言われても説得力ないっての! まったく…子供に変な
事…」
珍しくまともな理由で行動するゆかり。
「さ、さっさと行くわよ」 そういって後の智や大阪の声には一切取り合わず
彼女はにゃもを引っ張って部屋に連れて行った。
222 名前:名無しさん@ピンキー :04/12/18 02:51:51 ID:L57q9cQN
─────部屋にて…
「ねぇ〜おさけ〜もっともってきてよ〜」
「呆れた…あんたあれだけ飲んでまだ飲み足りないの?」
腕を組んで目を細めながらゆかりがため息を付いた。
しかしにゃもは腕を振りながら駄々っ子のように
「うるさい〜ゆかりにはかんけいないでしょ〜」
普段の大人しさはどこへやらと言う奴である…。
「はいはい分かったから。 さっさと寝る!」
にゃもはゆかりに腕を引かれながらベッドへと誘導されていく。
しかしにゃもは不満そうな表情でふくれていた。
「いいもん、ゆかりがお酒くれないなら…」
223 名前:名無しさん@ピンキー :04/12/18 02:55:53 ID:L57q9cQN
ガバッ!!
「キャ!?」
にゃもは突然ゆかりをベッドに倒し、起き上がろうとした所を
両肩を押さえ押し戻した。 ベッドが再度ボスンと音を出す。
「な、何すんだよ…」
ゆかりは何とか体を捻って抜け出そうともがくが、体育教師の力の前にはビクとも
しない。
ゆかりの抵抗を楽しむかのように、彼女はニヤリと笑いながらつぶやいた。
「お酒の代わりにゆかり、 食べちゃうんだから」
にゃもの顔は彼女へと迫ってくる。 ゆかりは何をされるのか本能で感じたように
目をつぶる。 そして─────
「………………!」
彼女の口が何かを言おうとしたゆかりの口を完全にふさいだ。