423 名前:『ともちゃんとよみちゃん』表紙 :05/02/13 09:48:15 ID:hOw8saPz

  百合紙芝居

『よみちゃん と ともちゃん』

よむときの、ちゅうい

・はずかしがらずに、おおきなこえで、よみましょう

・なかのいい、おともだちといっしょによんでみましょう

 めがねをかけているほう、もしくはせのたかい子が、よみちゃんやく
 ちいさくて、おとこのこみたいな子は、ともちゃんやくでやってみましょう


 

424 名前:『ともちゃんとよみちゃん』表紙 :05/02/13 09:50:21 ID:hOw8saPz 

  これは、まだよみちゃんとともちゃんが、ちいさかったころの、おはなしです

よみ「とも。お人ぎょうさんゴッコしよう」(たのしそうに)
とも「うん! しようしよう!! 」

 男の子みたいなかっこうのともちゃんも、よみちゃんのていあんに、すぐさんせいしました。ともちゃんも、よみちゃんとおなじくらい、お人ぎょうさんゴッコがだいすきだったからです。
 二人とも、もう小学6年生、らい年はいよいよ中学生です。ちいさいころは、ぽっちゃりとしていたよみちゃんも、さいきんはウェストもほそくなって、むねもだんだんふくらんできました。
 いまよみちゃんは、みどりいろのワンピースにみをつつんでいます。くびすじからこしのあたりまで、前ボタンでとめてあるやつです。Tシャツに、タンパンのともちゃんとは、ぜんぜんちがうのです。
 ともちゃんはというと、やっぱりまだ男の子みたいでした。ほそい足はしなやかですけれど、まるみがなく、それはぜんしんどこもおなじです。わきばらは、あばらが数えられるくらいです。

――あーあ。はやく、フジ子ちゃんみたいに、なりたいなあ。そしたら、せかい中の男をだまして、たくさんおたからを手に入れるんだ――

 ともちゃんは、テレビアニメのキャラクターをおもいながら、お人ぎょうさんゴッコのしたくをします。
 よみちゃんは、そんなともちゃんのことなんかしらないで、にこにこしながら、お人ぎょうさんゴッコのしたくをします。なぜなら、よみちゃんはともちゃんのことがだいすきだからです。
                                (抜く)
『ろうどくのポイント』
 みなさんは、おうちであそぶとき、どんなかっこうであそびますか? じぶんたちのすがたをおもいうかべながら、よんでみましょう


 

425 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《2》 :05/02/13 09:51:51 ID:hOw8saPz

 お人ぎょうさんゴッコをするのは、よみちゃんのへやです。
 ようじんぶかくしめられた青いカーテンは、それでもゴゴの日ざしをそのすきまからなげかけました。とてもいいてん気です。よみちゃんのめがねも、きらきら光っています。
かぜははいってきません。まどがきっちりしまっているからです。
 きっと子どもはみんな、おそとであそぶのでしょう。じっさい、女の子や男の子のはしゃぐこえが、まどのむこうからかすかにきこえてきます。
 でも、二人にとっては、お人ぎょうさんゴッコのほうが、100ばいも1000ばいもたのしいのでした。
二人は、わざとちいちゃい子どもみたいなくちょうで、しゃべるのです。だってこれから二人は、お人ぎょうさんなのですから。

とも「あたしのほうが、したくはやいよ」(とくいげに)

 ともちゃんが、いそいでしたくをしようとするのを、よみちゃんが止めました。

よみ「まって。わたしがてつだってあげる」

 そういうと、よみちゃんが、ともちゃんのちかくによりました。
                                                     
『ろうどくのポイント』
 いったいなにがおきるのでしょう? お人ぎょうさんゴッコのいみをかんがえながら、はっきりよみましょう。

426 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《3》 :05/02/13 09:53:12 ID:hOw8saPz

 

 ともちゃんのそばにちかよったよみちゃんは、そっとともちゃんのTシャツのなかに手をさしこみました。

とも「hぃ……やっ! 」(おどろいて)

 ともちゃんのわきの下に、つめたいなにかがふれます。それはよみちゃんの、ゆびさきでした。

よみ「ごめん、くすぐったかった? 」(しんぱいそうに、ささやいて)
とも「ううん。だいじょうぶだよ」(こえはうわずらせて、でもはっきりと)

 ともちゃんはおこりません。だって、よみちゃんがしたくしてくれるのですから。
 ともちゃんの目が、とたんにまっくらになると、あたまがぎゅっとしめつけられるみたいな感じがして、いっしゅんのうちに、すぽんとかいほうされました。その目のまえに、よみちゃんがたっています。

よみ「くるしくなかった? 」
とも「ぜんぜん」

 ほんとうはちょっとだけくるしかった。でもともちゃんは、へいきなかおをしました。そんなへい気なかおのともちゃんを見て、よみちゃんは、そのくびすじに、かるくしたをはわせました。

とも「ん……Fっ! 」(かすかなでんきが はしるみたいに)
よみ「どうしたの? 」
とも「……なんでもないよ! 」

 いたずらっぽくわらうよみちゃんに、ともちゃんはまたへい気なかおをして見せましたけれど、こんどのこえは、さっきよりずっとよわよわしいのです。
 わきのしたにそえられた、よみちゃんのゆびが、ツ、とうごきます。そうすると、またともちゃんは、ヒクンとしてしまうのです。
                                               (ゆっくりと抜く)
『ろうどくのポイント』
 ともちゃんの「hぃ……やっ! 」「ん……Fっ! 」といったこえは、これからたくさんでてきます。
 どうやってだしたらいいのかわからないばあいは、だいすきなおともだちに、おなじことをしてくれるよう、たのんでみましょう。そのときにでたこえと、おなじこえを出してよんでください。

 

 

427 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《4》 :05/02/13 09:54:24 ID:hOw8saPz

 

 そうこうしているうちに、ともちゃんはすっかりしたくができてしまいました。
 おそとでいっぱいあそんだしるしの、日やけのあとが、ほんとうのはだのいろとはちがうんだ、とくっきりわかります。
 その、ピーナッツのかにくのようなはだのいろは、きめこまかくなめらかで、むなもとにはあばらのかげをうっすらつくっています。
 やわらかなももいろの二つのちくびは、まだほんのちょっとでっぱっただけなのに、ふるふるふるえています。
 したぎは、よみちゃんがこしぼねにくちびるをつけながら、ぬがせました。しゅんかん、ともちゃんのこしが、かすかにわなないて、ぐっとひけますが、それでもこれはまだしたくなのです。

とも「よみちゃん。よみちゃんのも、ね? 」(からかうみたいに)

 あまえるようにともちゃんがいうと、こんどはともちゃんがよみちゃんの耳もとに口をちかづけて、ふう、といきをふきました。よみちゃんが、アン、とうめきます。
 ともちゃんはそのまま、よみちゃんの耳にかるく歯をたてると、まずまえ歯、つぎにおく歯、そしてまたまえ歯、と、歯とその力をかえながら、たくさん耳をかみました。したもつかいました。
 んんん、んんん、とよみちゃんはうめきます。
 ゾロリ、としたがみみたぶのふちを、なめました。

よみ「ああああ」(のどのおくをひらいて、ふるわせて)

 よみちゃんのからだが、かるくつっぱりました。
 よみちゃんの耳はもう、よだれでねとねとです。
                                                 (抜く)
『ろうどくのポイント』
 おともだちから、こんなふうに耳をかまれたことがありますか?
 つよくかんではいけません。やさしく、ねめるようになぶるようになめましょう。
 耳のあなの中に、つばをいれてしまうと、ちゅうじえんになってしまうので、気をつけましょう。

 

 

428 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《5》 :05/02/13 09:56:55 ID:hOw8saPz

 

よみ「わたしたち、ふたりはぁ、お、にんぎょうさん、なのよ? 」

 こんどはよみちゃんが、なめるばんです。ちりちりと歯をたてて、ともちゃんの耳をせめます。ふわわ、はふぁふぁ、と、ともちゃんのいきがふるえるのがわかります。

よみ「かわいそうな、おにんぎょうさん、なの。だって一つになりたいのに、おにんぎょうさんは、一つになれないんだもの」

 よみちゃんのワンピースは、ほどけて、もつれて、前のボタンはぜんぶはずされています。そだちはじめた、それでも女をあらわすちぶさが、やわらかそうにかおをのぞかせていました。
 おっぱいさん、こんにちわ。
 さっきまでともちゃんがさっきいじっていたちくびは、きゅっとたちあがっていて、もうかたほうのちくびは、ともちゃんのしたがうごくまま、みぎにひだりにゆれています。
 よみちゃんがそうやってなめるたびに、ともちゃんのひきしまってつやつやしたおしりが、ひくん、ひくん、とうごきます。
 そのわきばらを、よみちゃんがつめのさきでなでると。

とも「んfぅぅぅぅ、んhぅぅぅ」(みをよじって ふるわせるように)

 と、あえぎました。

とも「よみちゃぁん、もっとぉ、もっと……ぉ、……てぇ」(せつなく)
よみ「お人ぎょうさんは、よくばりさんね」(あまいこえで)

 よみちゃんがいうと、ともちゃんは、へへへ、とこまったみたいにわらいました。
(抜く)

『あずまんがだいおうについて』
 あずまんがだいおうは、日本でうまれたおはなしです。
 ここでは6人の女の子と、二人の女きょうしが、みずからのおもいとせいよくを、あいてにしられないようにして、けれどもなかよくせいかつしていく、心あたたまるものがたりがえがかれています。
 アニメにもなった、そのわかりやすくなじみやすいネタは、かずおおくの作品に力をあたえ、たくさんのパロディとたくさんのパクリをうみだしました。
 今でも、これでいける、とやなぎのしたのどじょうをねらった、わかりやすいばんぐみせいさくしゃや、へんしゅうしゃが、あずまんがのテイストだけひっぱっていこうとして、びみょうなことに、なりつづけています。
 こうしてせかい中の子どもたちに、あずまんががよまれるようになったのです。


 

 

429 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《6》 :05/02/13 09:58:13 ID:hOw8saPz

 

 ぴちゃぴちゃ
 くちゅくちゅ

 こんどはともちゃんが、よみちゃんのわきをせめるばんです。
 
よみ「あぁぁぁぁん! は…ン。あ、あ、あああアん」(のどをふるわせて)

 よみちゃんのからだが、ひくひくします。わきのしたは、ふいうちみたいに、よみちゃんののうみそを、かいかんでゆさぶりました。

とも「よみちゃん、いいの? ここ、そんなにいいの? 」
よみ「やぁ、くすぐったいのぉ! たら、そぇらけなのぉ! も、も、もぅ……。ああぁン! もう…ぁめあのお! 」(くすぐったそうに つやっぽく)

 あんまりがくがくふるえるので、よみちゃんのゆびさきにひっかかっためがねが、ぴん、ととおくへとんでしまいました。まなじりから、なみだがほろりとおちました。

よみ「あ……。あ? 」
とも「どうしたの? よみちゃん? 」
よみ「ともちゃん、おひざ」

 よみちゃんにいわれて、ともちゃんがじぶんのひざを、見てみると、ともちゃんのひざが、よみちゃんのスカートのおくふかくにさしこまれていて、おまたにぴったりあてられていたのです。

とも「いたい? 」
よみ「じんじんする」
とも「いたい、の? 」
よみ「じんじん、するの」
                                 (すばやく抜く)


 

 

430 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《7》 :05/02/13 09:59:13 ID:hOw8saPz

 

 ともちゃんのひざがあたっていた、よみちゃんのおしっこのでるあたりのばしょは、いつもみたいにびっしょりしています。ぬれているのです。
 けれど二人とも、今までははずかしくて、そこにはさわれませんでした。二人とも、お人ぎょうさんになっていても、やっぱりそこをさわるのは、はずかしいのです。
 けれど、よみちゃんのこえがふるえて、じんじん、じんじんするのぉ、というのを聞いたら、ともちゃんもがまんできません。
 そおっと、よみちゃんのパンツをぬがせました。

よみ「やあっ! はず、かしいよう……」

 ぬれそぼった白いしたぎを、ふとももにそってくるくるぬがしていくと、ふるふるふるえるやわにくが、そこにありました。
 じぶんいがいの、おしっこするばしょを見るのは、ともちゃんははじめてです。
 かたくとじたツボミは、ややふくらんできて、そだちはじめた、ち毛が、かすかにいろをおびています。毛のさきには、こまかなしずくがついて、やっぱりふるふるふるえていました。

とも「へえ。こんなになってるんだ」
よみ「は……ぅかし…ぃよお……。トゥ…mちゃん、みないでぇ」

 はずかしがるよみちゃんの、そのややにくがめくれたぶぶんに、ともちゃんが、ふぅーっといきをふきかけます。ひゃあん! よみちゃんのこしが、はねました。ちいさなりょうてが、きゅっととじました。

とも「よみちゃん、かわいい」(いとしげに)

 うっとりとみつめて、ともちゃんはささやきます。そのときにもれたいきが、よみちゃんのビン感なぶぶんをしげきして、よみちゃんのこしが、びりびりふるえました。こいよだれが、よみちゃんのくちびるから、たれました。


 

 

431 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《8》 :05/02/13 10:00:38 ID:hOw8saPz

 

 こうなると、ともちゃんのいたずらは、とまりません。よみちゃんのツボミに、そっとかおをよせました。

よみ「だ、だめよぉ! ともちゃん! きたないよ! 」(ひっしに)

 ともちゃんが、なにをするかわかったよみちゃんが、今までの、トウスイ感はどこへやら、はっきりとしたこえで、ことわりました。
 けれどそのていこうも、長くはつづきません。やわらかい、けれどしんのあるともちゃんのしたが、よみちゃんのうちまたのつけねに、ふれると。

よみ「ひやぁ! 」(かんだかいこえで)

 とこえをあげて、ぎゅっと目をつむり、されるがままになってしまいます。
 にくのさやに、つつまれたところに、ともちゃんがしたをいれると、よみちゃんのおまたに、思いもよらないでっぱりをみつけました。

とも「あれ? こんなところに、でっぱりがあるよ……」(ささやくように)
よみ「やぁぁ、しゃべらな、いで」(ささやいて)

 くちびるのしんどうが、よみちゃんのでっぱりをふるわせると、よみちゃんのりょう足が、えびのしっぽみたいに、くにゃとまがっておられました。あしのおやゆびが、ぴん、とつってます。ちょっぴり、血のあじがしました。
                                (抜く)
『ろうどくのポイント』
 あなたのおさねはどうなっていますか? お友だちとみせっこして、くらべてみましょう。なめたりすることもあるので、いつもきれいにしておきましょう。

 

 

432 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《9》 :05/02/13 10:02:01 ID:hOw8saPz

 

 ほんとうに血がでているのかと思って、ともちゃんはそろそろなめてみます。

よみ「ひ……! ぃきぃぃぃぃ!! 」

 よみちゃんのくいしばった歯から、ほそくほそく声がもれます。

とも「へえ、かわがとてもうすいから、けっかんのあじがするんだねえ」

 おもしろがってともちゃんが、よみちゃんの、ぷっくりふくれたおまめのあたりを、ていねいにていねいになめると、だんだんさらさらした、しょっぱいあじがしてきました。

とも「なんか、でてるよ」
よみ「やぁ……、へんなこといわないでぇ……。おしっこ……なんてして、ないもん」(はずかしそうに)
とも「おしっこじゃないよ。ちょっと、ねとねとしてる」(いとしそうに ささやいて)

 かるくともちゃんにあまがみされて、ついに、よみちゃんが、ひめいをあげました。

よみ「だめ! とも! タンマ! も、もうやめよう。ほんと、もうやめよう! だ、だめ」
とも「よみちゃん、もう、おにんぎょごっこやめちゃうの? 」

 ふしぎそうなかおをするともちゃんに、よみちゃんはがくんがくんとうなづきます。

よみ「もう、なんか、へんだから。これいじょうは、いたい、から」
とも「そうかぁ。よみちゃんは、もうつらいんだぁ」

 ともちゃんは、すこしかんがえて、それから大きくうなづきました。

とも「わかった! じゃあ、こんどはわたしがされるばんになる! 」
                                   (抜く)

 

 

433 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《10》 :05/02/13 10:03:20 ID:hOw8saPz

 

とも「ひ……n! fぅん…ひゃっ! ああぁ」(じぶんのこしをねじりながら)
 よみちゃんのしたのうごきに、ともちゃんのこしが、くなくなとうごきました。ともちゃんのこかんせつが、ゆらゆらとしています。あせがじっとりとしめって、きらきらひかっています。

よみ「とも、きもちいいでしょ? とも、これ」
とも「ん、んんん、uんんん、うんぅん。うん! 」(気もちよくなりながら)

 こきざみにふるえているのか、あたまをうごかしているのか、どちらかはわかりませんけれど、よみちゃんは、そのともちゃんのようすにまんぞくそうです。

よみ「どうー? ともぉ」
とも「ん、んん、ん。へ、へいきだよ……。そ、んなの」

 つよがりをいうともちゃんに、よみちゃんはにやにやしながら、またしたをはわせます。よみちゃんのひたいのあせに、かみのけがひたりとくっつきました。
 しつようなよみちゃんのせめに、ともちゃんが、なさけないこえをだしました。

とも「…んじん、…るのぉ」
よみ「なぁに? 」(やさしく といかけるように)
とも「じん、じん、す……ぅの」(かすれたこえで)
よみ「どこが? 」
とも「……なかがぁ……、ぉ、くが、はヵ……ん、じんす、るの」

 え? よみちゃんが、ともちゃんのびん感なところから、かおをあげました。ともちゃんの目が、なみだでうるんでいます。かおはまっかで、ほほをよだれのあとが、のこっています。

                                   (抜く)

 

 

434 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《11》 :05/02/13 10:04:52 ID:hOw8saPz

 

とも「…れ、てぇ」(つぶやいて)
よみ「なにを? 」
とも「おゆび、いれて、みて」

 とつぜんのともちゃんのていあんに、よみちゃんはすっかりおどろいてしまいました。
 おへやのカーテンからさしこむ光は、ともちゃんのヒクヒクふるえる足をてらしています。それはまるで、はやくはやく、とさいそくしているみたいです。
 よみちゃんは、ごくん、とつばをのみました。
 そうしてそのまま、くちびるをともちゃんの耳もとによせて、かた手でそっとあたまをだいて、もうかたほうの手でともちゃんのあそこを、くちゅくちゅさわってみました。

よみ「ここ? でも、このあな、かたいよ? 」
とも「ううん……、もももうちょっと。お。した、なの」
よみ「このへん? 」

 おそるおそるゆびをのばした、そのときです。ゆっくりうごいていた、ひとさしゆびが、ぬるん、と、だい一かんせつぶん、中にはいってしまいました。

とも「くんんんんん! んん! んん! そ、こ」(おどろいて)
よみ「こ、こうか? 」(あわてて)
とも「らめ! それ! いたい! もっと、やさしく、してぇ」

 たくさん感じているみたいですけど、ともちゃんのまゆは、きゅっとひきつっています。
 よみちゃんは、どうしたらいいのかわかりません。どうやったら、ともちゃんはくるしくないのでしょう?
 そのときでした。
 ともちゃんが、そっと手をのばして、よみちゃんのだいじなところにふれました。
                                (抜く)

 

 

435 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《12》 :05/02/13 10:06:17 ID:hOw8saPz

 

よみ「はぁう! 」(おどろいて)

 よみちゃんが、おしりにきゅっと力をいれました。それはいままであじわったことのない、あまりにもちょくせつてきな、しげきだったので、いままでいじょうにからだがはんのうしてしまったのです。
 いいえ。気もちよさなら、さっきまでのおまめのほうがつよいのです。けれどゆびを、いれられると、じわじわとおちつかないような気ぶんになって、それでいてじゅうそくするような、へんな気もちになるのです。

とも「こう、よ? よみ」
よみ「わか…たよ」
とも「こ…だぉ…よ…み」
よみ「……かった…ょ」
とも「こ……だよぉ! ……みぃ」
よみ「ぅん! うん! う ん ! 」

 ゆびはだんだんせわしなく、けれど、ときおりふかくいきすぎて、とめて、またうごかしてをくりかえします。二人とも、もうあせだくです。
 けれどもそうしてボットウしていると、だんだんいしきがモウロウとしてきます。ああ、アア、と口から、しだらなく、よだれとあえぎごえがこぼれてきます。

よみ「ともぉ」
とも「ぁ、に? 」
よみ「へん、だね。あたし、tぁちぃ……」
とも「うん、へん……。こんなに、こんなんなんの」
よみ「もう、こんなん、もう、らめぇ……。fっ……もう、なんか、あ! 」
とも「うん、なんか、くる、なんかくるよ」

 二人は、おくのほうからわきあがる感しょくに、ぎゅっとたがいのからだをくっつけあいました。そして。
                               (すばやく抜く)


 

 

436 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《13》 :05/02/13 10:07:38 ID:hOw8saPz

 

とも「ふあ、ああああああああああんっ! 」(さけんで)
よみ「い、ひゃああああああああああ!! 」(とものこえにかさなるように)

 二人ともどうじにふるえて、大きなこえでさけんでしまいました。

 ――間
                   (ゆっくりヌク)

《指導者の方へ・この紙芝居の狙い》
 昨今、社会ではコミュニケーションの不在という話が、往々にして聞かれます。友達同士の親密なやりとりが、行われていないというのが現状です。
 また巷に溢れる、男性との奔放な性知識が、おさない子ども達に与える影響も心配です。
 私達は、このあずまんがという作品の一部を通して、友達の重要さ、友達としてのありかたをもう一度見直し、正しい性のあり方を示すために、この紙芝居を作りました。

 この紙芝居を上演するにあたって、指導される女性の方は、子どもがリラックスしやすいように、子どもをお膝の上にのせ、一緒に読んであげてください。親密なふれあいこそ、いまの世の中に必要な物です。
 男性の指導者の方は、なるべく仲の良い女の子同士で組ませて、自分は一歩引きましょう。

 

 

437 名前:『ともちゃんとよみちゃん』《14》 :05/02/13 10:08:39 ID:hOw8saPz

 

 あれからなん年もたって、二人は高校生になりました。
 二人とも、むかしのあそびは、すっかりわすれてしまったみたいです。でも、ほんとうにわすれてしまったのでしょうか?
 高校のやすみじかんのとき、おともだちの一人が、こんなことをたずねました。

ともだち「よみちゃんとともちゃんってやー? むかしは、二人でどんなあそびとかしてたんー? 」
よみ「そうだなー、そとであそんだりもしたけど、いえの中であそぶことのほうが、おおかったなぁ。ほんよんだりとか」
とも「おにんぎょうさんごっことかなー? 」

 ともちゃんにそういわれたよみちゃんは、まっかなかおになりました。

よみ「お! おい!! とも! 」
とも「よみったら、ひどいんだぜー? ようちえんのとき、あたしのシルヴァニアファミリーのうさちゃん、持ってっちゃうんだもんなー!? 」
よみ「な! おまえこそ、ミルクのみ人ぎょうとってっただろ! 」
とも「み る く 飲み、人ぎょう、なー? 」
よみ「ななななんだよーっ! 」

 楽しそうなえがおをむけるともちゃんに、ますますかおをあかくして、よみちゃんがさけびます。おともだちはそんな二人をみて、なかええんやな、といってわらいました。
 きょうしつは、あのときみたいなやさしい光がさしこんでいます。青い青いそらです。かぜがかみをやさしくなぜました。きょうは、まどがあいているからです。

とも「よし! かえろうぜ!! よみ! 」

 まっかなかおをしているよみちゃんのおしりを、ともちゃんの手のひらが、ぱん、とたたきました。
 よみちゃんのからだが、ちょっと、ひくんって、なりました。

 二人はずっとずっと、なかよしです。
                                   (おしまい)

 

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