970:名無しさん@ピンキー :sage:2011/09/28(水) 17:53:46.10 ID:r3HrciKU ID AA
乳首が、酷く硬くなっている。
教師の指に摘ままれて、揉みしだかれて。
背筋は、電流が走りっぱなしで。
顔は、身体中の血液が集まっているのではないかと思うほど真っ赤で。

こんな誰に見られるかわからないところで裸になるなんて、と神楽は教師に明確に拒絶したはずだった。
だが、そんなことは最早二人には些細なことだった。
絶え間なく襲う快感に、神楽は溺れていた。

汗にまみれ、顔をぐちゃぐちゃにしながら二人は体育倉庫で絡み合っていた。
熱い吐息が、悩ましい声が、静かなそこに染み渡っていた。

もう、神楽の心は教師だけのものだった。
教師とのセックスのことしか、今の神楽には考えられなかった。
体躯に不釣り合いな胸の双球以外はちっとも女らしくない自分が、『オンナ』らしくなれるのは、教師がいてこそだった。

自分をオンナとして見てくれる。
他の男のように厭らしい目で見るだけではなく、心の底から大事にしてくれる。
そんな人は、教師だけだった。

ショーツの中には、もう蜜が滴るほどに溢れていた。
切なくて、たまらなかった。
教師のそれが、欲しくてたまらなかった。
少しだけ意地悪な教師に、神楽は狂いそうになっていた。
女としての悦びに自分を目覚めさせたこの長身の男に、神楽は愛憎半ばした気持ちを抱かされていた。

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