190 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/11/09(月) 23:37:55 ID:FkHSahtQ

気がつくと、俺は縄で四肢を拘束されていた。
ベッドの四隅に繋がれており、まったく動かない。
そのうえ裸だ。何も付けていない。全裸の状態で白いシーツの上にいる。

「よう」

呼びかけられて、ようやく横に人がいるのに気がついた。
日に焼けた身体、豊かな胸、短い髪……神楽だ。
こちらと同じく、何も身につけていない。白と褐色のコントラストを
恥ずかしげもなく見上げる視線に晒している。
何を、と問う前に股間に手を伸ばされ、掴まれる。
思いの他、強い握り方で、思わず呻いてしまう。

「ははっ、痛かったか?」

慣れた手つきで擦る。先端をさすり、睾丸を撫で、巧みに秘めた器官を
剛直へと変えていく。

「ちゃんと気持ちよくさせてやるからな」

上半身をこちらの股間へと落とし、豊かな胸でペニスを柔らかく包むと、
赤い扇情的な舌を突き出していた。
火照った乳房をさらに寄せ、ちろりと亀頭を舐め上げる。
快楽の電流が背筋に走った。

「ふふ……ここ、こうすると」

次第に激しくなっていく胸と口の愛撫。
唾液にまみれたペニスは、肉厚の乳房に揉みしだかれ、唇と舌でねぶられ
ていく。

「いいんだろ……ふふ……」

熱く粘つく懐かしい感覚に、そそり立つ股間のものを抑えきれない。
卑猥に胸が歪み、優しく包む感触と、尖った乳首が当たる刺激的な
快楽がペニスを包む。

191 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/11/09(月) 23:39:56 ID:FkHSahtQ

加えて、ついばまれ、くわえ込まれる。
その蕩ける熱さにますます昂ぶり、硬く屹立してしまう。
自然と睾丸がせり上がり、射精感が高まってくる。
だが、達する直前になって、身体は突如離された。
切ない呼吸が荒く口から漏れた。

「して、ほしいだろ? なあ、イかせてほしいんだよな……?」

意地悪そうに片眉と口の端をつり上げ、神楽は言う。

「けどな」

日焼けた裸身をさらし、身体の上で赤く濡れそぼった膣口をみせつけながら、
彼女がまたがる。

「私の方が、もっとしたいんだよっ……!」

そして、既に愛液にまみれている膣を屹立したペニスへあてがい、
躊躇無く尻を落とした。

「あっ! ふぅううぅう……っ、入っ、て、ああっ」

ぐっと腰が沈み込むと、割れた膣口の間から大量の愛液が溢れ、
俺の下腹へ、そしてシーツへと大きな染みを作ってしまう。
ゆっくりとした動作で、沈んでは持ち上がる尻。
それに合わせて膣襞がペニスを擦り立てる。

「んっ、はぁぁぁあ……!」

根本まで埋めるのではなく、中頃までの出し入れを繰り返し、
傘の開いたカリ首で膣襞を掻かれる感触に酔う。

「すごい、ぃっ……みっしり入る……欲しかった、んっ、これぇ……!」

だが、すぐに奥底まで呑み込む動きになる。
こちらを焦らすだけの余裕がないのだ。
子宮口へペニスが届いた途端、膣全体が激しく収縮した。
軽くイッたらしい。
内部を男のモノで満たされた充足感、それだけで絶頂に達する……その
開発されたみだらな身体の責は間違いなく俺にある。
恥じらいを知っていたあの頃の神楽はもういない。俺が消してしまった。
肉欲に溺れることに恐れを感じ、しばらく身を離していった結果がこれだ。
俺の愚かさの産物だ。

192 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/11/09(月) 23:40:48 ID:FkHSahtQ

「気持ち、いい……んっ」

だだ漏れた愛液は、シーツの染みを大きく広げ、淫猥な香りで部屋を包んだ。

「入れた、だけっ、なのにぃ……はぁああ、もっと、もっとぉおっ」

根本まで埋めていたペニスを、尻を上げ肉襞をずるずると掻き乱しながら
膣口まで引き上げてゆく。
そして、ゆっくりとまた子宮口までペニスを埋めさせるのを、幾度も
幾度も繰り返す。
緩慢な動きだが、最奥まで届く抽送に、肌を粟立たせ内腿を震わせて
しまう。
神楽は更なる快楽を求めて、何度も何度もぬめった摩擦を膣内で繰り返した。
下腹に卵白のように貼りついた愛液は、嬌声が上がる度にその領域を
広げていった。
快楽に染まった顔は痴女めいており、腰使いも淫靡に昂ぶっている。

「どう……? 私のあそこぉ、気持ち、いい、かっ……?」

緩慢だった腰の振りはいつしか激しく変わり、卑猥な水音を隠しもせず
に、貪欲にペニスを飲み下してゆく。

「あっんっあっ! ひっん、んああっ! すごっ、すごぉおおぃ!
こつこつ当たるぅっ!」

リズムを変え、抽送のストロークを変え、卑猥に振りたくられる
腰の動きに、いつもよりも早く射精感が高まってくる。
それとも、この異常な状況に酔っているのだろうか。

「イって……イきそうだからぁっ……ひっしょにぃ……はぅうう!」

瞳の色を情欲に染め、自らの豊乳を揉みしだきながら、愛液を
漏出させる尻をひたすらに打ち付ける。
身体の奥から一瞬切ない感覚が走り抜けたかと思うと、爆発は
直後にやってきた。

「あっ……んっあぁああああぁああああぁああぁああ……っっ!!」

精液が子宮と密着した状態で弾ける。
絶頂。

「はぁあぁぁっ」

噴出する射精は更に快楽を呼んだ。

「あっ、ああっ……」

長く断続的に続く放出を味わい、熱い余韻を身体を揺すりながら享受
する神楽。
まるで踊っているようだった。非日常を謳歌する祭りの、踊り。
射精後特有の気だるさに、意識を沈めながら、俺は思った。
このまま堕ちていくならそれでいいのかもしれない。
一緒に堕ちていくのが自分の取れる責任であるのかもしれない。

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